東京家政大学が不登校の子どもを対象とした「大学内居場所事業」と板橋フレンドセンターへの学生派遣を開始 ― 板橋区と連携した心理カウンセリング学科の取り組み

東京家政大学

東京家政大学では、キャンパスが所在する東京都板橋区との2つの連携事業を開始。板橋区の不登校の児童・生徒に大学内の居場所を提供する「大学内居場所事業」は6月26日(木)に第1回を行い、月1回(年10回)の実施を予定している。この取り組みには、臨床心理学専攻の大学院生と人文学部心理カウンセリング学科の学生がボランティアとして協力する。また、板橋フレンドセンターへの心理カウンセリング学科の学生の派遣を、5月から行っている。  「大学内居場所事業」は、板橋区在住または同区立学校在籍で、不登校・不登校傾向のある児童・生徒(小学校1年~中学校3年)を対象とした取り組み。臨床心理学専攻の大学院生、心理カウンセリング学科の学部学生が毎回ボランティアスタッフとして参加し、大学の構内で児童・生徒と一緒に勉強や体験学習を行う。また、院生が企画した交流ツールの提供や、学生ボランティアによる子どもの支援、保護者支援なども予定している。  板橋フレンドセンターは、さまざまな理由で学校に行くことができない児童や生徒が、探究的な活動や体験活動、創作活動、他者との交流などを通じて、自己実現を図るための場所。心理相談室もあり、通級する児童・生徒の相談にも応じている。同センターへの心理カウンセリング学科の学生派遣は5月から開始しており、年間約950時間を予定している。  東京家政大学と板橋区は2016年に協定を締結しており、互いの人的・知的・物的資源を有効に活用し、包括的に連携・協力することによって、教育・学術研究の発展および活力ある地域社会の形成へ寄与する取り組みを推進している。  このたびの取り組みはいずれも、人文学部心理カウンセリング学科と板橋区教育委員会との連携による委託事業となる。 ①大学内居場所事業(不登校の子どもの大学内居場所提供) 【開催日】 月1回(年10回)開催予定 ・第1回:6月26日(木)、第2回:7月10日(木)、第3回:8月28日(木) ※いずれも15:00~17:00 ・第4回目以降の日時は決まり次第WEB等で通知 【定 員】 各回15名(先着順)  事前申込が必要。予約なしの当日参加は不可。 ・申込締切:第1回 6月19日(木) 第2回 7月3日(木) 第3回 8月21日(木) ※利用は板橋区在住または板橋区立学校在籍の不登校・不登校傾向の児童・生徒に限る。 ②板橋フレンドセンターへの心理カウンセリング学科の学生派遣 ・5月からスタート、年間950時間程度派遣 (参考:板橋区公式サイト) ・大学内居場所事業(東京家政大学)  https://www.city.itabashi.tokyo.jp/kyoikuiinkai/1055109/1057771.html ・板橋フレンドセンター  https://www.city.itabashi.tokyo.jp/kyoikuiinkai/1055109/1012235.html (関連記事) ・東京家政大学が心理カウンセリング学科の特設サイトを設置 ― 2026年4月に「マネジメントコース」を新設し3コース制に再編(構想中)(2025.02.28)  https://www.u-presscenter.jp/article/post-55679.html ▼本件に関する問い合わせ先  心理カウンセリング学科 資料室  03-3961-0472 【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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