東京家政大学リハビリテーション学科が2024年度から「国際支援リハビリテーション」を展開 ― 世界各国のリハビリテーション事情について学ぶ

東京家政大学

東京家政大学健康科学部リハビリテーション学科(埼玉県狭山市)では、2024年度から「国際支援リハビリテーション」を展開している。この科目は、世界各国のリハビリテーションにおける教育システム、専門職者の数や女性の比率、医療現場や社会的な役割などについて学ぶもの。国際的なリハビリテーションの状況について学ぶ講義を必修科目として設置するのは、全国的にも珍しい例だといえる。  「国際支援リハビリテーション」は、世界で起きている健康問題について学習し、作業療法士・理学療法士の立場からどのような支援が出来るかを考え、具体的な解決策を提示できるようになることを目的とした科目。解決策を提示する際には、支援を受ける側の視点に立脚した提案ができるようになることを目指す。  講義は同学科の田中繁治准教授が担当し、先進国から発展途上国までさまざまな国における作業療法・理学療法について紹介。世界に関心を持ちながら、国際的に活躍できる人材にとって重要な事項についての学習を進めていく。 ■受講した学生の声(2024年度 講義評価コメントより) ・たくさんの国の文化や医療の視点で意見交換をすることができてよかったです。 ・実際に先生が経験した海外での話を聞くことができたり、他国のリハビリテーションの現状を知ることができてとても興味深かったです。 ・日本だけで比較するのではなく、世界と比較し、留学や交流会などで世界のリハビリについて知ることで自分自身がよりステップアップ出来る計画を立てられると分かりました。 ・今まで留学について考えたことがなかったですが、この授業を通して留学に行ってみたいなと思いました。 ・世界の理学療法の現状について知ることができました。また、理学療法というのは医療という括りだけでなく、宗教・経済・戦争など、さまざまな分野とも深く関わりがあるのだと知りました。 ・私は留学について、ただ行きたくないと中身や目的を知らないまま思っていましたが、先生方の留学の話や住んでいた経験を知って考え方が少しだけ変わりました。授業前は多文化について正直あまり興味がなかったのですが、日本と他国の人口や医療情勢であったり、文化について比べたりするのが楽しく感じられました。留学だけでなく、外国や多文化についての考え方も変わって、自分にとって視野が広がったと思います。 ▼本件に関する問い合わせ先  東京家政大学健康科学部リハビリテーション学科理学療法学専攻  教員 田中 繁治  〒350-1398 埼玉県狭山市稲荷山2-15-1  TEL:04-2955-6036(直通)462(内線)  E-mail:tanaka-sh@tokyo-kasei.ac.jp 【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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