オンサイトPPAによる太陽光発電の運転を開始 創エネ割合を増やし、環境負荷の軽減と持続可能な社会の実現に貢献
当社は中期経営計画(2026年4月期~2028年4月期)において、脱炭素・循環型社会への貢献に向けて、2030年度の削減目標を「▲46%(2018年度比)」とし、環境マネジメントシステムの運用を通じて、省エネ施策を強化し、環境負荷低減に取り組んでいます。
本発電所は、自社保有の太陽光発電と風力発電(ともに2020年設置)に加え、このたびのオンサイトPPAによる太陽光発電を合わせて約1,200kWを出力し、発電した電力を事業所内で消費しています。最大時には静岡ファクトリーの総使用電力の12~15%を作り出しています。創エネの割合を増やし、環境負荷の軽減と持続可能な社会の実現に貢献しています。
静岡ファクトリーは、1991年に第1棟を竣工、2000年の第2棟竣工から環境に配慮し、惣菜の製造に使用した水を風力発電エネルギーで浄化し、ビオトープに循環させる取り組みを行ってきました。2020年の第4棟竣工時には、持続可能な社会の実現を目指して、太陽光発電設備(第3棟屋根上)の新設と風力発電設備のリニューアルを行いました。そして2023年に水力発電由来のCO2フリー電力「静岡Greenでんき」を採用することにより、同事業所における電力の使用にかかるCO2排出量を実質ゼロにしています。
オンサイトPPA概要
事業所名 | 株式会社ロック・フィールド |
所在地 | 静岡県磐田市下野部2280 |
運転開始日 | 2025年6月9日 |
設置場所 | 静岡ファクトリー第2棟および第4棟の屋根上 |
PPA事業者 | 中部電力ミライズ株式会社 |
年間発電量(想定) | 約70万 kWh |
太陽光パネル枚数 | 1,216枚(第2棟:396枚、第4棟:820枚) |
契約期間 | 20年 |
電力需要家とPPA事業者(発電事業者)が締結する「電力売買契約(PPA:Power Purchase Agreement)」の一つ。PPA事業者が需要家の土地や施設に太陽光などの再生可能エネルギー発電設備を設置し、電力を供給する。設備は第三者(事業者または別の出資者)が所有するため、需要家は初期費用をかけずに資産を保有することなく再エネ利用が実現できることから「第三者所有モデル」ともいわれる。
株式会社ロック・フィールドについて
コーポレートサイト https://www.rockfield.co.jp