株式会社力の源ホールディングス（本社：福岡市中央区、代表取締役社長：山根智之）傘下の力の源カンパニーが運営するラーメン店「一風堂」は、福島県南相馬市小高区で起業支援などを行うOWB株式会社（所在地：福島県南相馬市小高区、代表取締役：和田智行）と共同で、かつて地元で愛されていた中華そばを再現したラーメンを、「一風堂」創業者の河原成美も開発に携わり完成させました。そのお披露目会として2025年9月27日（土）と9月28日（日）の2日間、東京都港区「一風堂 浜松町スタンド」にて特別なコース料理とともにラーメンを味わえる予約制イベントを開催します。

南相馬市小高区には飲食店が少なく、過去に人気のラーメン店が閉店してしまったことで住民の楽しみがひとつ減ってしまいました。地元で愛された中華そばを復刻し、町を元気にするような新たなラーメン店を小高区内で開業することで南相馬市および小高区を盛り上げていきたいという想いから、今回一風堂とのプロジェクトがスタートしました。ラーメン店の開業時期と場所は検討中ですが、現在開業に向けて2社協働で準備を進めています。

今回浜松町で開催するお披露目イベントでは、コース料理全9品に南相馬産の野菜や、地域の畜産物や加工品を使用します。食前ドリンクは目覚めの自家製ジンジャーエールを。前菜には和牛ベーコンや、食べたことがないような濃厚で口の中でとろけるようなモッツアレラチーズを使用しています。そして地元のメンチカツや珍しいフェッタチーズを使った揚げ春巻き、ラム肉のソテーなどを提供します。メインには中華そば、その後、炊きたてのお米に北寄貝の佃煮を乗せたものを。〆に優しい味の手作りのパフェをお出しします。コースはおすすめのクラフトサケと、その他のアルコール＆ソフトドリンクの飲み放題付きで特別価格の税込み5,000円です。また、当日はOWB株式会社 代表取締役の和田智行氏をゲストにお招きし、南相馬市の魅力や今回の料理へのこだわりについて語っていただきます。
 
この度共同開発した「地元で愛された復刻中華そば」は、誰もがほっこりするような昔懐かしい味わいの醤油ラーメンです。スープは、鶏清湯をメインに豚清湯と野菜だしをブレンドした透き通ったスープ。麺は、中加水のちぢれ麺。トッピングには南相馬市の黒潮海苔店の海苔や、醤油漬けした豚肩ロースチャーシュー、メンマ、ほうれん草、ネギなど定番の具材を使用します。このラーメンは小高区で開業するラーメン店でメニュー化されるほか、10月11日（土）に開催される、小高区で50年以上続く伝統行事「おだか浮舟まつり（おだか秋まつり）」でも限定販売される予定です。
 
「一風堂 浜松町スタンド」ではこれまで全国の複数の企業と協業し、地元食材使用のコース料理を特別開発したラーメンとともに味わえるイベントを開催してきました。一度きりのイベントを打ち上げて終わりではなく、開発した商品は各企業の地元にて催事や店舗での販売に繋げています。全国各地の企業・ブランドの食材や料理、飲料の魅力を東京の地で発信することで、日本の食文化を更に盛り上げ、地方の活性化など地域課題にアプローチしたい。力の源グループは今後も、ラーメンを通してより良い社会をつくるために、志を共にする仲間たちと力を合わせ、様々な方法で社会貢献活動に積極的に取り組んでまいります。