古河電工、北海道鹿追町、エア・ウォーター バイオガスプラント整備に向けた基本合意書を締結

古河電気工業株式会社

~地域資源循環型のエネルギー供給モデルの構築を目指す~

 古河電気工業株式会社(本社:東京都千代田区大手町2丁目6番4号、代表取締役社長:森平英也、以下「当社」)は、北海道鹿追町(以下「鹿追町」)およびエア・ウォーター株式会社(以下「エア・ウォーター社」)とともに、第三バイオガスプラントの整備検討に向けた基本合意書を11月17日に締結しました。

■背景
 当社は2022年に北海道鹿追町と包括連携協定を締結し、町内に存在する未活用資源の利活用について、鹿追町と継続的に議論を重ねてきました。このたび鹿追町における未活用資源の積極的な活用と当社の技術を活かしたグリーンLPガス製造の構想が結びつき、NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)のグリーンイノベーション基金事業「CO2等を用いた燃料製造技術開発事業プロジェクト 化石燃料によらないグリーンなLPガス合成技術の開発」に採択された実証実験用プラントの建設を進めています。また、鹿追町とエア・ウォーター北海道社は、かねてより「エア・ウォーター水素ステーションしかおい」の運営を通じて地域資源の活用に関する連携を深めており、既存の鹿追町環境保全センター 中鹿追・瓜幕施設に次ぐ新たなバイオガスプラントの原料調達に関する調査・計画について議論を行ってきました。

■内容
 当社、鹿追町、エア・ウォーター社は、鹿追町における未活用資源の活用を目的とした新規バイオガスプラントの整備検討に向けた基本合意書を締結し、三者連携による協議を開始することで合意しました。本合意に基づき、鹿追町内の未活用資源のほか周辺地域における多様なバイオ資源の活用も視野に入れ、地域資源循環型のエネルギー供給モデルの構築を目指してまいります。
 

関連ニュースリリース
NEDOグリーンイノベーション基金事業「グリーンLPガス合成技術開発」に採択
https://www.furukawa.co.jp/release/2022/kenkai_20220523-2.html
古河電工と北海道鹿追町 包括連携協定を締結
https://www.furukawa.co.jp/release/2022/kenkai_20220818.html


■古河電工グループのSDGsへの取り組み
当社グループは、国連で採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」を念頭に置き、2030年をターゲットとした「古河電工グループ ビジョン2030」を策定して、「地球環境を守り、安全・安心・快適な生活を実現するため、情報/エネルギー/モビリティが融合した社会基盤を創る。」に向けた取り組みを進めています。ビジョン2030の達成に向けて、中長期的な企業価値向上を目指すESG経営をOpen,Agile,Innovativeに推進し、SDGsの達成に貢献します。

古河電工グループのSDGsへの取り組み
https://furukawaelectric.disclosure.site/ja/themes/182

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