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静岡文化芸術大学(浜松市中央区)の学生が制作したデザインが、遠州鉄道株式会社(浜松市中央区)が運行する遠鉄電車および電気バス(EVバス)のラッピング車両に採用された。これらは、同大の学生を対象として行われたデザインコンペによるもの。地域企業との連携により学生の創造力を社会実装につなげるプロジェクトとして実施され、学生のデザインが地域住民や来訪者の目に触れる機会となる。ラッピング電車は3月末から約1年間運行される予定で、ラッピングバスは3月3日から運行を開始している。
■ラッピング電車のデザインに学生グループの作品が採用
電源開発株式会社(J-POWER/本社:東京都中央区、代表取締役社長 社長執行役員:菅野等)では、所有する佐久間ダム・発電所が 2026年に運転開始70周年を迎えるとともに、同発電所の大規模更新工事であある「NEXUS佐久間プロジェクト」に本格着工することを記念して、遠州鉄道でラッピング電車を運行することを決定。その車両デザインを、静岡文化芸術大学の学生を対象としたコンペ形式で募集した。
応募作品のなかから、文化政策学科およびデザイン学科の学生5名によるチームの作品が最優秀賞に選定され、2月20日には表彰式が行われた。選ばれたデザインは、天竜川流域の自然や地域文化、ダムなどのインフラをモチーフに、都市と中山間地域のつながりを表現したものとなっている。
ラッピング電車は2026年3月末から約1年間、遠州鉄道で運行される予定で、地域の自然やエネルギーをテーマとしたデザインが沿線を走行する。
・種市瑛太さん(学生グループ代表) コメント
この度は、私達の作品を採用していただき、誠にありがとうございます。今回の受賞は、これまで地域で活動してきた経験の成果のようにも感じており、この賞を励みに、中山間地域の活性化により一層貢献していきたいと思っています。また、この作品をきっかけに中山間地域に興味を持つ人が増え、新たな関係人口が創出されることを期待しています。
■電気バス(EVバス)のデザインに学生の作品が採用
遠州鉄道では2026年3月から大型路線タイプの電気バス(EVバス)を導入するにあたり、静岡文化芸術大学の学生を対象として車両デザインのコンペを実施。デザイン学部デザイン学科2年の山本修平さんの作品が選ばれた。
デザインのコンセプトは、EVバスの「未来感」と、遠州鉄道が80年以上培ってきた「遠鉄バスらしさ」。3月2日にはお披露目式が行われ、翌3日から運行を開始している。
・山本修平さん コメント
遠鉄バスらしさと先進性、地域との親和性を意識したデザインにした。EVバスをきっかけに、持続可能な都市インフラへの関心が広がればうれしい。
■地域交通と学生デザインの連携
このたびの2つの事例は、学生の作品が地域の公共交通を彩る取り組みとして注目されるもの。静岡文化芸術大学では今後も、地域企業や自治体と連携したデザインプロジェクトを通じて、学生が実社会の課題や地域資源をテーマに制作に取り組む教育を進めていく。
(参考)
●電源開発株式会社
・佐久間ダム・発電所 70 周年および NEXUS 佐久間プロジェクト本格着工を記念した遠州鉄道ラッピング電車のデザインを決定しました。
https://www.jpower.co.jp/bs/renewable_energy/hydro/nexus_sakuma/pdf/sakuma_oshirase260220.pdf
●遠州鉄道株式会社HP
・静岡県西部初!遠州鉄道が大型 EV バスを導入
https://www.entetsu.co.jp/release/20260302_entetsu.pdf
▼本件に関する問い合わせ先
公立大学法人 静岡文化芸術大学 企画室
住所:静岡県浜松市中央区中央2-1-1
TEL:053-457-6113
【リリース発信元】 大学プレスセンター
https://www.u-presscenter.jp/