【浄水研究発表】料理にも「浄水」の選択を。水道水で茹でる調理における不快臭の発生メカニズムをブロッコリーで解明
■研究背景と目的
水道水での調理による不快臭成分の増加を確認 :
人が感じているにおいの違いを科学的に明らかにするために、におい嗅ぎGCMSで香気成分を分析し、多変量解析を行いました。その結果、水道水でブロッコリーを茹でると、浄水で茹でるときと比較して不快臭成分であるイソバレルアルデヒドが多く検出されることが判明しました 。
次に、イソバレルアルデヒドの生成メカニズムを特定するため、残留塩素による影響を調査をすると、残留塩素濃度の上昇に伴いブロッコリーから検出されるイソバレルアルデヒドが増加し、一方でアミノ酸の一種であるロイシンの減少が確認されました。
さらに、目印を付けたロイシン(以下、標識化ロイシン※)を添加したブロッコリーを使って茹で調理をすると、水道水で調理した場合のみ標識化ロイシン由来のイソバレルアルデヒドが検出されました。これらの結果から、ブロッコリー中のロイシンが水道水に含まれる残留塩素と反応して、不快臭成分が生成することが示されました。
※質量が違う炭素を目印として組み込んだロイシンで化学反応の追跡に使用する。
本研究より、残留塩素を除去した浄水でブロッコリーの茹で調理をすると、素材本来の風味を損なう不快臭成分の発生を抑制できることが明らかになりました。
この残留塩素による不快臭成分の発生はブロッコリーだけでなく、ほうれんそう、えんどう、鶏肉などアミノ酸を含む様々な食材でも発生する可能性があり、多くの料理で浄水が有用であると予想されます。
LIXILは、水の価値を高めることが生活のクオリティ向上にもつながると考え、浄水技術などを通じて水の可能性を追究しています。今後も、浄水カートリッジなどの製品を通じて、誰もが願う豊かで快適な住まいの実現に向けて貢献していきます。
<参考資料>
■LIXIL浄水について
今回の研究は、LIXILの浄水カートリッジJF-43を使用して実施しています。
LIXILの浄水カートリッジは、全て国内工場で徹底した品質管理、高度な検査体制のもと製造しています。また、LIXILでは水の専門チームがすべての工程と品質を管理し、高いクオリティを追求しており、安心してお使いいただけます。
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