学校法人法政大学(総長:田中優子)では、2016年4月の開設に向けて、スポーツ健康学研究科スポーツ健康学専攻(修士課程)の設置認可を文部科学省に申請していたが、このたび文部科学大臣より認可され、2016年4月よりスポーツ健康学研究科スポーツ健康学専攻が新たに設置される。
2020年に東京でオリンピック・パラリンピックが開催されることとなった今、日本国内にはメダルへの大きな期待と、スポーツ界の構造の変化を求める動きが渦巻き始めている。しかるにそれ以前においても、社会的な構造変化とともに、スポーツと健康に対するニーズの量的な拡大と質的な高度化が見られてきた。
法政大学スポーツ健康学研究科は、広範なスポーツ健康学に関わる基礎知識と実践力を兼ね備えた、社会のスポーツ健康学分野における多様なシーンにおいて即戦力として活躍できる高度専門的職業人を養成するという使命をもって設立する。これにより、健康の維持・増進とスポーツ発展に関わる多様な領域で社会に寄与する。
同研究科の養成する人材は、法政大学において長年培われてきた、スポーツ分野における活動、成果を研究面で集約し、競技スポーツ・地域スポーツ・生涯スポーツ指導者、医療・健康関連産業、中学・高等学校の保健体育科教員、大学・研究所等の教育研究機関、スポーツマネジメント、スポーツジャーナリズムなど多様な場面で活躍するものと思われる。
■新専攻について
【名 称】
スポーツ健康学研究科スポーツ健康学専攻
【入学定員】
修士課程10名
【設置日】
2016年4月1日
【新専攻設置場所】
多摩キャンパス(東京都町田市)
【学 費】
2016年度予定
http://www.hosei.ac.jp/documents/gs/nyushi/annai/2016gakuhi.pdf
【概 要】
法政大学スポーツ健康学研究科が目的とするのは、スポーツ健康の分野において現代社会が期待する多面的な高度専門的職業人(1.競技スポーツや教育現場において高度な指導能力を発揮できる人材、2.生涯を通じての積極的な健康づくりを支援できる人材、3.スポーツに関わる組織や人の特性を知り、時代の要請をわきまえ、よりよいスポーツ社会の実現を可能にする人材)の養成である。
これを実現させるためには「スポーツ健康学」分野において、ある特定の専門分野を深化させるだけではなく、関連する分野を総合的に学んでいくことが不可欠である。つまり、幅広いスポーツ健康学に関わる基礎知識をベースに、スポーツと健康づくりに関わる各種の教育や事業を企画・立案、管理・運営、実践・指導、点検・評価することのできる実践力の高い人材を育成し、健康の維持・増進とスポーツ発展に関わる多様な領域で社会に寄与できる知識と技能を取得することが必要である。
スポーツ健康学研究科は、これまでのスポーツ健康学の枠組みに縛られることなく、最新のスポーツ科学と健康科学を「総合的」に展開していく。
※受験資格・入学者選抜の概要は9月中に公開予定です
●参考:
スポーツ健康学研究科(法政大学大学院案内)
http://www.hosei.ac.jp/documents/gs/nyushi/annai/2016sports.pdf
▼本件に関する問い合わせ先
法政大学
スポーツ健康学部 担当:神屋敷
E-Mail: sports@hosei.ac.jp
TEL: 042-783-3003
広報課 担当:吉田・菅野
E-Mail: koho@hosei.ac.jp
TEL: 03-3264-9240
【リリース発信元】 大学プレスセンター
http://www.u-presscenter.jp/