新日鉄住金 米国における自動車向け冷間圧造用鋼線の製造・販売会社の設立について

新日鐵住金株式会社

新日鐵住金株式会社(以下「新日鉄住金」)は、米国・インディアナ州に新たな自動車向け冷間圧造用鋼線の製造・販売会社「NIPPON STEEL & SUMIKIN COLD HEADING WIRE INDIANA INC.(以下「NSCI」)」を設立することと致しました。「NSCI」は、松菱金属工業株式会社、日鉄住金精鋼株式会社、宮崎精鋼株式会社、株式会社サンユウ、豊田通商株式会社、日鉄住金物産株式会社、株式会社メタルワン、住友商事株式会社との共同出資により設立します。 冷間圧造用鋼線の主な用途は自動車用ボルト等であり、線材に二次加工(酸洗・皮膜、伸線、熱処理等)を加えて生産されます。その用途の多くが重要保安部品であることから材質・寸法精度等の要求品質が極めて高く、これに応えるには線材・二次加工一貫での厳格な品質管理が必要です。新日鉄住金としては、北米の自動車市場に今後も安定的な成長が見込めることを踏まえ、タイ、中国に続き米国に3拠点目となる二次加工拠点を設立し、日系自動車・部品メーカーの主要な生産拠点を網羅いたします。 なお、「NSCI」は、新日鉄住金の棒線事業ブランドSteeLinC(R)(スティーリンク)の12社目のメンバー会社となります。高強度鋼や工程省略鋼等の当社独自商品メニューを活用し、鋼材と二次加工との組み合わせを最適化すること(「鋼材x工法」)により、お客様の製品価値や生産性向上等に貢献してまいります。 参考)SteeLinCウェブサイトhttp://www.nssmc.com/steelinc/case08.html(冷間圧造用鋼線商品ページ) 【新会社の概要】 名 称  : NIPPON STEEL & SUMIKIN COLD HEADING WIRE INDIANA INC.(略称:NSCI) 所在地  : インディアナ州シェルビービル 事業内容 : 冷間圧造用鋼線の製造・販売 資本金  : 2,400万US$ 出資比率 : 新日鉄住金株式会社42%、松菱金属工業株式会社5%、日鉄住金精鋼株式会社5%、宮崎精鋼株式会社5%、株式会社サンユウ1%、豊田通商株式会社12%、日鉄住金物産株式会社10%、株式会社メタルワン10%、住友商事株式会社10% 投資金額 : 約5,000万US$ 投資内容 : 酸洗・皮膜ライン1基、伸線機4基、熱処理炉2基 生産能力 : 39千トン/年 量産開始 : 2018年1月(予定) ※「SteeLinC」は、当社の登録商標です。 (お問い合わせ先) 総務部広報センター TEL:03-6867-2977 以上

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