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東京家政大学博物館(東京都板橋区)は11月17日(木)まで特別企画展「西洋服装史II ―スタイルとディテイル―」を開催。18世紀後半から20世紀初頭のヨーロッパにおける女性服の変遷を、同時代のファッション・ブックとともに展示している。なお、会期中は講演会やギャラリートーク、19世紀ヨーロッパで流行した「クリノリン・スタイル」のスカートの着装体験などのイベントも行われる。入場無料。
東京家政大学博物館では、春と秋の年2回企画展を開催している。
今回は、「西洋服装史II ―スタイルとディテイル―」をテーマとして、18世紀後期から20世紀初期のヨーロッパにおける女性服の変遷を、同大服装史研究室が所蔵する実物資料を中心に、同時代のファッション・ブックとともに展示する。
西洋服装史における「スタイル(様式)」とは、シルエット、色彩、テクスチャー、ディテイルなどの要素から成り立つ時代特有の服装の様式を意味する。
18世紀後期から20世紀初期の約130~140年の間に、ヨーロッパの女性服のスタイルは多様な変化を遂げた。他方、装飾や縫製などの「ディテイル(細部)」に目を向けると、各時代の技術や美意識が反映されていることに気が付く。
実物資料を通じてスタイルを捉えながら、その陰でしばしば忘れがちなディテイルにも注目した企画展となっている。
◆特別企画展「西洋服装史II ―スタイルとディテイル―」
【開催期間】
10月13日(木)~11月17日(木)
休館日:日曜・祝日、10月24日(10月23日(日)は学園祭のため開館)
【開館時間】 9:30~17:00(入館は閉館の30分前まで)
【開催場所】 東京家政大学博物館(東京家政大学内・百周年記念館5階 展示室)
【アクセス】
・JR埼京線「十条駅」徒歩5分
・都営三田線「新板橋駅」徒歩12分
【入館料】 無料
■企画展関連イベント(すべて参加費無料・申し込み不要)
●講演会 「創られる身体、ファッションの野望」
【日 時】 11月5日(土) 15:00~16:30(開場14:30)
【講 師】 能澤 慧子(東京家政大学 家政学部 服飾美術学科 教授)
【定 員】 200名
【参加費】 無料
【会 場】 120周年記念館 2階 2C講義室
【参加方法】 直接会場にお集まりください。
●ギャラリートーク(学芸員による展示品解説)
【日 時】
10月17日(月)、28日(金)、11月9日(水)
15:00から(40分程度)
【参加方法】 15:00に企画展受付にお集まりください
●着装体験 「クリノリン・スタイルのスカートを体験しよう」
※「クリノリン・スタイル」とは、19世紀のヨーロッパで流行したスカート部分が大きく膨らんだスタイル
【日 時】
10月20日(木)、27日(木)、29日(土)、11月10日(木)
13:30~15:00
【参加方法】
13:30~15:00の間に企画展受付にお集まりください
※混雑時にはお待ちいただくことがあります。
【内 容】
博物館で製作した現代のものを着装
※サイズは大人用と子供用をご用意しています。
※詳細は同館HPを参照
http://www.tokyo-kasei.ac.jp/hakubutu/tabid/2576/index.php
▼本件に関する問い合わせ先
東京家政大学博物館
東京都板橋区加賀1-18-1
TEL: 03-3961-2918
【リリース発信元】 大学プレスセンター
http://www.u-presscenter.jp/