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近畿大学中央図書館(大阪府東大阪市)では、平成28年(2016年)11月9日(水)~15日(火)の1週間、貴重書展を開催する。今回は「絵を楽しむ貴重書展」をテーマに、本文に口絵や挿絵などの絵が添えられた「絵入本」に焦点を当てた展示を行う。
【本件のポイント】
●大学所蔵の貴重な資料を、学生のみならず広く一般に公開
●学生は授業で学んだ名著の実物を見ることで、文化的経験を得る
●文芸学部教員による「絵」にまつわるミニ講義も開催
【本件の概要】
近畿大学中央図書館では、同大学生および教員に対する教育・研究支援ならびに一般の方々への生涯学習支援の一環として同大所蔵の貴重書を公開する貴重書展を毎年開催している。今回は、近畿大学所蔵の貴重な資料約1,400点の中から、今年生誕130年となる藤田嗣治の昭和2年(1927年)に刊行された挿絵本「日本八景」をはじめ、過去の展示会で人気を集めた奈良絵本やラッカム挿絵本など40点余を選りすぐって紹介する。
※いつの時代も人々を惹きつけてやまない多彩な「絵」の魅力をお楽しみください。また会期中、文芸学部教員による「絵」にまつわるミニ講義も行います。
■日 時: 平成28年(2016年)11月9日(水)~15日(火)
平日 10:30~19:00 土・日 10:30~17:00
■場 所: 近畿大学東大阪キャンパス 中央図書館2階 第1演習室
(大阪府東大阪市小若江3-4-1、近鉄大阪線「長瀬駅」から徒歩約10分)
■対 象: どなたでも入場いただけます(入場無料)
■ミニ講義:
11月12日(土)13:30~14:30
テーマ「藤田嗣治の日本」
講師: 近畿大学文芸学部准教授 剱持(けんもち) あずさ
11月13日(日)14:00~15:00
テーマ「楽しくだまされるトリックアートの世界」
講師: 近畿大学文芸学部教授 岩岡 浩二(航路)
■お問合せ: 近畿大学中央図書館 TEL(06)4307-3089
【主な出展資料】
『聖務日課書』(写本) 15世紀後半頃写
山本芳翠画/ゴーティエ『蜻蛉集』(仏訳古今和歌集) 1884年
『イエローブック』1-4巻 1894-1895年
鳥居清満筆『分福茶釜』 江戸時代後期刊
ラッカム画/キャロル『不思議の国のアリス』 1907年
藤田嗣治画/キク・ヤマタ『日本八景』 1927年
※会期中、一部の作品については、展示ページを日替わりでご覧いただけます。
【近畿大学中央図書館について】
近畿大学中央図書館は、約150万冊の図書と約13,000種の雑誌を所蔵し、約50,000誌の電子ジャーナルや電子ブックと、データベースなどの最先端サービスを提供する近畿大学における学術情報の拠点である。年間約330日開館(自習室は350日開室)し、入館者数は年間約65万人に及ぶ。
中央図書館は学生への教育・学習支援、教員への研究支援に積極的に取り組み、知の継承と創造の中枢としての役割を担っている。特に学生に対しては、主体的学習支援としてガイダンス・講習会などの多様な利用指導サービス、就職活動や大学生活全般への情報提供を行っている。
また、近畿大学学術情報リポジトリにより学内の学術成果を発信することで、学術の発展に寄与し、国立国会図書館の事業の一つであるレファレンス協同データベースへの協力を通じて知的コミュニティへの継続的な貢献を行っている。
そのほか、生涯学習支援として卒業生向けサービスの実施、地域住民の方へ一般公開を開催するなど、大学の社会的責任を果たしている。
【関連リンク】
文芸学部芸術学科(造形芸術専攻) 准教授 剱持 あずさ(ケンモチ アズサ)
http://www.kindai.ac.jp/meikan/1177-kenmochi-azusa.html
文芸学部芸術学科(造形芸術専攻) 教授 岩岡 浩二(イワオカ コウジ)
http://www.kindai.ac.jp/meikan/1099-iwaoka-kouji.html
▼本件に関する問い合わせ先
近畿大学 広報部
TEL: 06-4307-3007
FAX: 06-6727-5288
【リリース発信元】 大学プレスセンター
http://www.u-presscenter.jp/