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法政大学江戸東京研究センターでは、市ヶ谷キャンパス(東京都千代田区)で2月25日(日)に設立記念国際シンポジウム「新・江戸東京研究~近代を相対化する都市の未来~」を開催する(参加費無料、要事前申込)。
このたび、江戸東京研究の先端的・学際的拠点として「江戸東京研究センター」が設立された。同研究所は、法政大学の「国際日本学研究所」と「エコ地域デザイン研究センター」の協力で生まれた文理融合の研究組織である。1980年代に提唱された従来の「江戸東京学」を現代的視点で乗り越え、都市東京のユニークな特質を生み出す基層構造を解き明かし、西洋型の都市モデルとは異なる、21世紀に相応しい都市の在り方を探究することにある。
国内外のさまざまな分野の専門家とともに、江戸東京の歴史から学び、そこに蓄積された知恵、資産の価値を新たな視点で掘り起こし、日本発の近未来都市像を描き出すことを目指す。
【開催概要】
■日時:2018年2月25日(日)10:00~19:00(開場9:00)
■会場: 法政大学市ヶ谷キャンパス 外濠校舎7階 薩埵(さった)ホール(東京都千代田区富士見2-17-1)
飯田橋駅または市ヶ谷駅徒歩10分
■プログラム:
<午前の部>10:00~12:00
「新・江戸東京研究の展望」 陣内秀信(法政大学江戸東京研究センター長)
基調講演「ヒューマニズムの建築を目指して」 槇文彦(建築家)
基調講演「『川向こう』をめぐる断想」 川田順造(人類学者)
<午後の部> 13:00~19:00
Session 1 13:00~ 「江戸東京のモデルニテの姿 ―自然・身体・文化―」
チエリー・オケ(パリ・ナンテール大学・哲学)
ローザ・カーロリ(ヴェネツィア大学・日本学)
モデレーター:安孫子信(法政大学文学部教授・哲学)
Session 2 15:00~ 「江戸東京の巨視的コンセプト Post-Western/Non-Western」
パオロ・チェッカレッリ(フェラーラ大学・都市計画)
ロレーナ・アレッシオ(トリノ工科大学・建築)
ホルヘ・アルマザン(慶應義塾大学・建築)
モデレーター:北山恒(法政大学デザイン工学部教授・建築)
Session 3 17:00~ 「水都の再評価と再生を可能にする哲学と戦略」
リチャード・ベンダー(カリフォルニア大学バークレー校・都市計画・建築)
アントネッロ・ボアッテイ(ミラノ工科大学・都市計画)
高村雅彦(法政大学デザイン工学部教授・都市建築史)
モデレーター:陣内秀信
■参加:入場無料、要事前申込。申込専用URL:
https://www.event-u.jp/fm/10867
▼本件に関する問い合わせ先
法政大学江戸東京研究センター事務室
TEL:03-3264-9682
メール:
https://edotokyo.hosei.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター
https://www.u-presscenter.jp/