大阪産業大学(大阪府大東市)デザイン工学部情報システム学科の山田耕嗣特任講師らが取り組む「企業と連携した情報システム企画の実践的教育取り組み、改善とその評価」がこのたび、情報システムコンテスト「ISECON2017」(主催:社団法人情報処理学会)で最優秀賞を受賞した。これは、山田特任講師が同学科非常勤講師の山田悟氏、佐田幸宏氏、杉本展将氏と2012年度から実践しているアクティブラーニング型の授業。情報システム企画に際して、実践的な授業として構成し、継続的に実践し、着実に成果が得られている点が評価された。
「ISECON」は、社団法人情報処理学会が主催する情報システム教育に関するコンテスト。情報システムに関連した教育実績として優れた実践を評価し、それらの実践例を蓄積していくことで情報システムに関連する教育実践の一層の拡充を図り、教育実践者が自らの教育を改善する参考となることを目的としている。
山田特任講師らの取り組みは、大阪産業大学デザイン工学部情報システム学科で2012年度から「フィールドプラクティス」として実施しているアクティブラーニング型の授業。企業と連携し、企業の課題解決を目的とした情報システムの企画を行い、提案書を作成して提出。その中から選抜された企画を立案した学生が企業の担当者の前でプレゼンテーションを行うというもので、情報システム企画スキルとしての、論理性、具体性、独創性、調査力、深掘り力を醸成する。
非常勤講師の山田悟氏は自然科学分野を専門とする研究者だが、情報教育にも長く携わっている。同実践では、研究者ならではの視点と経験から得られたさまざまな知見を授業に生かしてきた。
佐田幸宏氏は同大情報システム学科を2007年に卒業。2009年にはアントレプレナー専攻を卒業し、現在は「世界初だけに挑戦する」デザインエッグ株式会社を経営している。
また杉本展将氏は、システム開発会社の株式会社ウィズテクノロジーを経営する傍ら、デジタルハリウッド大学で教授を務める。
同学科では、今後も実践的な教育を展開していく。
※取り組みに関する詳細は下記URLを参照。
http://www.osaka-sandai.ac.jp/file/news/news/isecon2017ApplicationLetters.pdf
(参考:大阪産業大学公式サイト内関連ページ)
http://www.osaka-sandai.ac.jp/news/15551.html
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