東京家政大学博物館(東京都板橋区)は6月20日(水)まで、企画展「こどもの衣・食・遊―日々の愉しみと祝い―」を開催している。普段の着物や七五三で着るような晴着などの「衣」、学校給食やお祝い膳などの「食」、そして玩具や絵本など、こどもの時ならではの「遊」の観点から、主に明治時代から現在における「こども」の日々を展観。会期中はギャラリートークやワークショップなどの関連イベントも行われる。入館無料、事前申し込み不要。
東京家政大学博物館では、春と秋の年2回企画展を開催している。今回は「こどもの衣・食・遊―日々の愉しみと祝い―」と題して、明治時代から現代にかけての学校給食のレプリカや晴れ着、雑誌『少女界』『少年世界』などを展示。こどもとの繋がりが深く、こどもの成長と教育に力を注いでいる同大の取り組みについても併せて紹介する。概要は下記の通り。
◆企画展「こどもの衣・食・遊―日々の愉しみと祝い―」
【会 期】 5月17日(木)~6月20日(水)
【開館時間】 9:30~17:00(入館は16:30まで)
【休館日】 日曜日(6月17日は開館)
【場 所】
東京家政大学博物館(東京家政大学内・百周年記念館5階 展示室)
※ご来館の際は、守衛室(正門・十条門・板橋門)にお声掛けください。
【アクセス】
・JR埼京線 十条駅 徒歩5分
・都営三田線 新板橋駅 徒歩12分
http://www.tokyo-kasei.ac.jp/hakubutu/tabid/2640/index.php
【入館料】 無料
□展示概要
誰もが過ごしたこども時代。七五三やお祭り、学校の給食などの懐かしい思い出は、ひとりひとりにあるのではないでしょうか。
本展では、主に明治時代から現在における「こども」の日々を展観します。普段の着物や七五三で着るような晴着などの「衣」。学校給食やお祝い膳などの「食」。そして玩具や絵本など、こどもの時ならではの「遊」。それらこどもを取り巻く世界には、時代を越えても変わらないこどもへの想いが込められています。一方で、戦争のような社会情勢や各時代の教育観なども、こどもの日常に影響を及ぼしてきました。特に、明治時代に始まったとされる学校給食や、明治時代に発刊された児童向けの雑誌には、こども観や戦争の影響がよく表われています。
また、東京家政大学はこどもとのつながりが深い大学でもあります。こどもの成長と教育に力を注いでいる本学の取り組みについても併せてご紹介します。
■企画展関連イベント
●ギャラリートーク
【日 時】
5月24日(木)~26日(土)、6月11日(月)~13日(水)
15:00~15:40
【参加方法】 15:00に企画展受付にお越しください
【内 容】 学芸員による展示品解説
●ワークショップ「和綴じノートを作ろう」
【日 時】 6月2日(土)、7日(木) 13:00~15:00
【参加方法】 13:00に企画展受付にお越しください
【定 員】 各日20名(希望者多数の場合は抽選)
【内 容】 明治時代の教科書にも用いられた「和綴じ」の製本方法でノートを作る
■常設展
●常設展(1) 学園の歴史
創立137年を迎えた渡辺学園の歴史を紹介
・学園の歴史と創設者
・渡辺学園裁縫雛形コレクション(重要有形民俗文化財)
・渡辺学園の歩み
●常設展(2) コレクション展示
半年ごとにテーマを決めて同館のコレクションを紹介
・日本の食―保存と食―
○東京家政大学博物館ホームページ
http://www.tokyo-kasei.ac.jp/hakubutu/tabid/1346/index.php
▼本件に関する問い合わせ先
東京家政大学博物館
住所:東京都板橋区加賀1-18-1
TEL:03-3961-2918
【リリース発信元】 大学プレスセンター
https://www.u-presscenter.jp/