新日鉄住金 インドネシア自動車用鋼板製造・販売合弁会社(KNSS)の開所式を実施
インドネシアの自動車マーケットは今後さらなる需要の伸長が期待されており、防錆鋼板・高張力鋼板等への自動車メーカーのニーズ拡大も見込まれております。これに対し、KNSS社は、連続焼鈍ライン(冷延鋼板製造用)と溶融亜鉛めっきライン(溶融亜鉛めっき鋼板製造用)を一体化させた最新鋭自動車鋼板製造ライン「Galvanizing, Annealing and Processing Line(GAPL)」を備え、自動車用外板、1.2GPa級までの高張力鋼板を含む高級・高品質の冷延鋼板・溶融亜鉛めっき鋼板を提供し、インドネシア自動車メーカーのニーズに的確に対応していきます。
新日鉄住金とクラカタウ社はKNSS社を通じ、高級・高品質鋼板の現地生産化により、インドネシア自動車産業のさらなる発展に貢献していきます。
【KNSS社の概要】(正式名称:PT KRAKATAU NIPPON STEEL SUMIKIN)
・設立 : 2012年12月 (営業運転開始:2017年7月)
・工場所在地 : インドネシア共和国バンテン州チレゴン・クラカタウ工業団地内
・社長 : 有田直正
・事業内容 : 自動車用冷延鋼板、および(合金化)溶融亜鉛めっき鋼板の製造・販売
・資本金 : 142百万米ドル
・出資比率 : 新日鉄住金80%、クラカタウ社20%
・生産能力 : 8万トン/年
・設備投資額 : 約3億米ドル
・従業員数 : 約280名
(お問い合わせ先) 総務部広報センター TEL:03-6867-2135、2146、2977、3419
以 上