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関西大学ではこのたび、新型コロナウイルス禍の克服に資する研究プロジェクトを始動させます。
5月21日から学内にて公募を行い、審査を経て7月1日から各テーマにおける研究がスタートします。
【本件のポイント】
・新型コロナウイルス禍の克服に資する関大独自の緊急研究プロジェクトが始動
・感染症に起因する社会的課題や見過ごされがちな副次的被害などへの有効対策を研究
・5月21日から学内公募を行い、7月1日から本格的に各テーマにおける研究がスタート
本プロジェクトの主たる目的は、新型コロナウイルス感染症の脅威を克服し、人類の健全で文化的な暮らしを取り戻すこと。
現在、医療・医学関係の研究機関では、ワクチン開発や治療法に直接的に関与する研究開発が進められています。そうしたなか本学では、13の学部・研究科を擁する総合大学の強みを生かし、感染症によってもたらされている社会的な課題をはじめ、見過ごされがちな副次的被害などにも視野を拡げた研究に取り組みます。
■ 具体的なアプローチの例
○ 避難所への非難が必要になった時の感染症対策(複合災害発生時の問題)
○ 感染症の予防・治療につながる医薬品の開発
○ 医療崩壊を回避するための社会資源の研究
○ ポスト・コロナに予想される時代の変革(働き方を含む生活様式の変化など)
○ 感染者への差別や社会的孤立の解消に向けた研究(社会学的・心理学的アプローチ)
○ SNSによるデマ拡散などを分析する社会行動学的アプローチ
○ 感染症対策にかかわる現行の法制度の限界と課題
○ オンライン教育の功罪
< 新型コロナウイルス感染症 対策研究プロジェクトの概要 >
〔研究課題〕新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の克服に向けての社会的課題の解決に資するもの
〔募集期間〕2020年5月21日(木)~ 6月10日(水)
〔研究期間〕2020年7月1日(月)~ 2021年3月31日(水)<予定>
〔助 成 額〕総額1,000万円程度
以 上
■(ご参考)「コロナアーカイブ@関西大学」~本学のコロナウイルスに対するその他の取り組み~
世界各所で新型コロナウイルス禍による被害の記録を集めるデジタルアーカイブの動きが始まっています。本学においても、「コロナアーカイブ@関西大学」と題して、ユーザー参加型のデジタルアーカイブの構築に取り組んでいます。本学構成員(学生、教職員等)の日常、教育・研究の現場の実態など、日々の記録と記憶を収集・保存し、それらを次世代に継承するとともに、将来の研究に役立てることを目的としています。
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https://www.annex.ku-orcas.kansai-u.ac.jp/covid19archive (関西大学デジタルアーカイブANNEXウェブサイト)
▼本件の詳細▼
・関西大学プレスリリースNo.10
http://www.kansai-u.ac.jp/global/guide/pressrelease/2020/No10.pdf
▼メディア関連の方▼
取材をご希望の方は、お手数ですが、下記お問い合わせ先までご連絡をお願いいたします。
▼本件に関する問い合わせ先
総合企画室 広報課
寺崎、西川
住所:大阪府吹田市山手町3-3-35
TEL:06-6368-0201
FAX:06-6368-1266
メール:kouhou@ml.kandai.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター
https://www.u-presscenter.jp/