駒澤大学(東京都世田谷区/学長:長谷部八朗)では6月10日から、在学生を対象とした「Meetでつながる駒ランチ」を実施している。これは、ライブストリーミング配信を利用して学生にインタビューを行うという企画。オンライン授業が続き「人とのつながり」が希薄となっている状況の中で、学生同士のつながりを作り出し、不安を解消することが狙いとなっている。
駒澤大学では新型コロナウイルス感染症対策として、前期授業を全てオンラインで行うことを決定しているが、これに伴い、学生の「人とのつながり」が希薄にならざるを得ない状況が続いている。同大が4月末に在学生を対象として実施した「緊急学生実態調査」でも、新入生を中心に「相談できる人がいない」などの不安を抱えている様子がうかがえた。
同大学生部では、そうした学生の不安を解消する対策としてWeb会議システム「GoogleMeet」を使用したオンラインイベント「Meetでつながる駒ランチ」を企画。
ライブストリーミング配信を利用してさまざまな立場の学生にインタビューを行うもので、在学生のみが視聴可能。配信中にはリアルタイムで学生からの質問を受け付け、出演者がその場で回答することもできる。
この取り組みは6月10日から開始し、週1回程度、オンライン授業期間中に継続して実施。学生同士のつながりを作り出すきっかけとなっている。
学生部ではそのほかにも「学生フォローアップ事業」として、「緊急学生実態調査」から抽出した特に支援を必要とする学生に個別で連絡をとり、その際、精神的不調の可能性がある学生に対しては、継続的に学生相談室カウンセラーによる支援を行っている。
今後も駒澤大学では学生に対して、経済的支援に加え、心のケアを目的としたさまざまな支援にも取り組み、駒澤大学のブランドコンセプトにも表している「こころ・まなび・つながり」を実践していく。
▼本件に関する問い合わせ先
駒澤大学総務部広報課
住所:〒154-8525 東京都世田谷区駒沢1-23-1
TEL:03-3418-9828
メール:koho@komazawa-u.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター
https://www.u-presscenter.jp/