江戸川大学(千葉県流山市)メディアコミュニケーション学部情報文化学科の玉田和恵教授(専門分野:教育工学、情報教育)は7月3日、千葉県学校人権教育研究協議会担当指導主事協議会の研修を行った。会場となった千葉県総合教育センターでは、コロナ禍の影響により3月下旬以降対面研修が実施されていなかったが、このたび今年度初の対面研修として三密を避けて開催。当日は「人権教育と情報モラルの指導」をテーマに研修が行われ、参加した教職員から寄せられるさまざまな質問に玉田教授が答えた。
情報社会の進展に伴い、ネット上で子ども達が事件や事故に巻き込まれたり、ネットいじめなど自らトラブルを起こしたりという問題が頻発している。そのため、子どもたちをどう守るか、どのような力を育てるかが社会問題になっている。
玉田和恵教授は1990年代から情報モラル教育の研究を続けており、文部科学省などでの情報モラル教材作りやその効果検証を行うほか、情報モラル研修を全国各地で精力的に行っている。
このたびの千葉県の教職員を対象とした対面研修では、「ネット社会を生きていく子供たちの問題解決力としての『情報モラル』をどう育てるか」「子供たちとネットの現状」「問題の本質」「情報モラルを育てるために子供たちに何をどう伝えるか(コツ)」などについて熱く語った。
また、現在のコロナ禍でのオンライン授業や青少年の在宅によるネットやゲームへの依存問題の深刻化や、自粛期間中のネットコミュニケーションによって起こる人権問題などについても熱心な質疑応答が行われた。
<参考リンク>
■教員紹介:玉田和恵 教授
https://www.edogawa-u.ac.jp/colleges/d_informatics/teachers/index6.html
■メディアコミュニケーション学部 情報文化学科
https://www.edogawa-u.ac.jp/colleges/d_informatics/
■江戸川大学情報教育研究所
https://www.edogawa-u.ac.jp/facility/info_research/
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