日本工業大学チームが開放特許を活用するビジネスプランコンテストで審査委員特別賞を獲得
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日本工業大学 機械加工研究室
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日本工業大学
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日本工業大学大学院 機械システム工学専攻1年 二ノ宮研究室の「mpラボ」チーム(メンバー:大林 翔、沼田 大智、李 牧之)が、12月17日(木)さいしんコラボ産学官が主催、埼玉縣信用金庫(熊谷市)が共催する「開放特許を活用した学生アイデア発表会in埼玉」に参加し、審査委員特別賞を獲得しました。提案製品アイデア名は、「適量・清潔・異物混入を防ぐペーストディスペンサー」です。
本コンテストは、大手企業が有する開放特許を活用して、中小企業の優れた技術で製造・販売可能な製品アイデアを考案しプレゼンテーションを行うビジネスプランコンテストです。
日本工業大学チームは、キユーピー株式会社が有する特許「絞り出し容器技術」を活用し、食品製造工程での細菌や異物混入を防ぐ材料運搬・排出システムを提案しました。特許の有する機能的な特徴の精緻な定義に加え、3D-CADを用いた製品設計、3Dプリンタで製作した動作モデル(試作品)によるデモンストレーションなど、本学のモットーである「実工学の学び」をいかんなく発揮した実効性の高い提案が高い評価を獲得しました。
審査委員からは「聞いていて楽しいプレゼンテーションであり、画像や実物サンプル、設計図などわかりやすい内容で、ワクワクしながら聞いた」「もしかすると商品化が実現するかも、という可能性を感じる。今後に期待したい」などの講評が寄せられていました。
本年度はオンライン形式でのコンテストとなりましたが、12月22日にはさいしんコラボ産学官より和田広之専務理事が来学され、本学にて賞状と副賞が贈呈されました。
主発表者である大林さんからのコメントは、以下の通りです。
「今回の提案は大学院の演習科目であるビジネスプランニングプロジェクトの一環として取り組みました。一般うけしにくい、特殊な分野での製品アイデアに挑戦しましたが、発表会では、『私たちの発表が一番だ』と自信を持って言えるプレゼンができ、それを審査委員の方々に評価していただけた事を嬉しく思います。私たちのアイデアのブラッシュアップにご指導いただいた二ノ宮進一教授と産学連携起業教育センターの筒井研多さんに感謝致します」。
開放特許を活用した「学生アイデア発表会in埼玉」最終発表会の結果について
(一般社団法人さいしんコラボ産学官ウェブサイト)