1月30日(土)の午後、日本技術士会による船舶・海洋/航空・宇宙部会の講演会がオンライン方式で開催され、大手重工業メーカーに派遣エンジニアとして勤務している当社社員、柴田智恵さんが講師の一人として出席されました。柴田さんは「金属3Dプリンタ【モノづくりとしての可能性と課題】」をテーマに、約120名の参加者の方々に対し講演いたしました。
世界中で研究・開発が行われている金属3Dプリンタ運用の実体験を通じて感じたモノづくりの可能性と課題について、柴田さんは1時間にわたり、時折楽しいクイズを挟みながら、終始インタラクティブなプレゼンテーションを展開され、質疑応答セッションではオンラインで繋がった参加者の方々から多くの質問が柴田さんに寄せられました。
講演後、柴田さんより次のコメントをいただきました。
「この講演を通じて、考えやデザインをその場で形にすることができる3Dプリンタを使ったモノづくりの面白さや、多様な3Dプリンタの装置としての形態や特徴等をどのように活かしたら製品開発に役立つかについて、参加者の方々に少しでも関心をもっていただけると嬉しいです。今、3Dプリンタを高い技術で運用できるエンジニアの数は少ないです。当社のスキルマッチングテクノロジー「コグナビ」を使って当社エンジニア社員約4000名全員のスキルを可視化しても、きっと3Dプリンタを運用できる方はごく僅かなのではないかと想像しています。人材不足でも企業の効率化が求められている日本のメーカー企業では、今後この技術を持った人材がますます必要になっていくので、当社でも3Dプリンタを運用できるスキルを持つエンジニアがこれから増えて行けば良いと思っています。」
当社は、最先端技術に触れながら日本のモノづくりの現場をエンジニアとして支える柴田さんの今後の益々のご活躍に期待し、応援してまいります。