武蔵野学芸専門学校高等課程で少年サンデー編集部と漫画家の茂木ヨモギ氏による特別授業を実施 -- 「漫画を描く上で大切なこと」をテーマとした産学連携プロジェクト

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大学通信から中学・高校のニュースリリースをお送りします。 武蔵野学芸専門学校高等課程(東京都武蔵野市)では、美術教育の中で「Art thinking」と「Design thinking」を学ぶことにより、課題を自ら発見し、それを解決できる人材を育成している。このたび、同課程のイラストコースにおいて、少年サンデー(小学館)編集部の町田尚太氏および漫画家で同校の専門教員でもある茂木ヨモギ氏が講師を務め、「漫画のコマ割」と「漫画を描く上で大切なこと」をテーマとした漫画制作授業を行った。  漫画は日本の重要なメディアの一つであり、近年は海外においてもそのことが認知されつつある。しかし、その反面、アートやデザインよりも社会的地位が低いという印象も根強く持たれている。  また、一方で漫画教育については、いまだに確立されていないのが現状だと言える。武蔵野学芸専門学校高等課程の三上慎之介校長は、多くの人の「漫画はあくまでも大衆芸術である」という先入観が、日本国内の教育機関で漫画教育を行うことの弊害となり、また、その教育の土壌が確立されない大きな原因の一つであると考えている。  同校では、漫画を大衆文化として扱うのではなく、「鳥獣戯画」などを踏まえた日本の歴史文化から生まれ、手塚治虫らによって発展した独自の芸術として取り入れた教育を展開。また、単に漫画を描くだけではなく、漫画雑誌編集部からのアドバイスや、現在連載を持っている漫画家による具体的な指導などによって、生徒が持つ本来の可能性と本気でプロの漫画家を目指したいという夢を実現させるための授業を行っている。  今回の授業では、漫画家の茂木ヨモギ氏がコマ割りなどの実践的な指導、編集の町田尚太氏が「漫画は心情変化を描くことが大切」といった、ストーリーを描く上でのレクチャーを行った。  完成した作品については町田氏が読んだ上でコメントするなど、実践的な学びは同校でしか実現できない教育だと言える。  また、同課程では2022年度に、マンガ・キャラクターデザインコースの新設を予定している。同コースでは、卒業後も継続して少年サンデー編集部および連載漫画家の協力を得ながら漫画家デビューを目指すことができる、独自の教育システムを設置。優秀な人材を生み出していくことを可能とする環境を整えている。 (参考) ・マンガ大賞2020大賞漫画「ブルーピリオド」 山口つばさ 先生 特別授業  https://musagei.jp/news/details.html?rec=350 ・「漫画家 山口つばさ氏」特別授業 YouTube公開  https://musagei.jp/news/details.html?rec=365 ・「漫画家 山口つばさ氏」11/9(月)特別授業  https://musagei.jp/news/details.html?rec=375 ・人気少年漫画「ゾイドワイルド」 森茶先生 アトリエ見学会  https://musagei.jp/news/details.html?rec=374 ・人気少年漫画「ゾイドワイルド」 森茶先生 漫画家職業体験  https://musagei.jp/news/details.html?rec=381 ・専門課程マンガ・キャラクターデザインコースが2022年度に新設  https://musagei.jp/news/details.html?rec=386 (関連記事) ・武蔵野学芸専門学校高等課程の社会連携プロジェクト「連載漫画家 森茶先生による高専連動特別授業」-- マンガとイラストの違いについて --(2020.12.21)  https://www.u-presscenter.jp/article/post-44991.html ▼本件に関する問い合わせ先 武蔵野学芸専門学校 事務局 坂本 真奈美 住所:東京都武蔵野市中町1-27-2 TEL:0422-50-1177 FAX:0422-50-1180 メール:info@musagei.jp 【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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