一人ひとりの多様な暮らし方の実現へ 「Life-stylingプロジェクト」始動。すまいのサードプレイス 「イエチカBASE」8月23日よりトライアル開始
第2弾「多拠点居住サービス」も今後トライアル予定
三井不動産レジデンシャル株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:嘉村 徹)は、本年1月にリブランディングした全住宅事業のブランドコンセプト 「Life-styling × 経年優化 ~お客様の多様なライフステージに応え続け、時の深まりとともに潤うすまいとくらしづくり~」 のもと、変化し続ける多様なライフスタイルに合わせた最適なソリューションと、場所・期間にとらわれないフレキシブルな新しい暮らし方を提案すべく、今般、「Life-stylingプロジェクト」を始動いたします。第1弾として、三井のすまい居住者様ならびに三井不動産グループのメンバーシップ・サービス「三井のすまいLOOP」(※1)会員様向けに、すまいのサードプレイス 「イエチカBASE」を武蔵小杉(神奈川県川崎市中原区小杉町一丁目)に8月23日よりトライアルオープンします。また、第2弾として、「多拠点居住サービス」のトライアルを行う予定です。これまで当社は、お客様一人ひとりの多様なくらしに寄り添うべく多彩なすまいの創造に取り組んでまいりましたが、第1弾トライアルの「イエチカBASE」では、「働く」「憩う」「楽しむ」といった人々の行動を軸に捉え、「リアルエステート・アズ・ア・サービス」を体現する日々の生活と密着したサードプレイスを提供いたします。なお、ワークスペースのみならずコミュニティスペースも設けた個人向けのサードプレイス提供は、三井不動産グループが直接運営する唯一の施設となります。
▶(左)ワークスペース
▶(右)コミュニティスペース
【イエチカBASEの特徴】
・コロナ禍において需要が高まるテレワークスペースやスタディスペースだけでなく、お子様連れで地域の方と楽しめるようなコミュニケーションスペースなど、ご自宅や集合住宅の共用部では対応できない方が多い課題を解決すべく、すまいの延長空間として、ご自宅の近くで気軽に利用できる施設。
・多様なニーズにお応えする5つのゾーニングで構成。フレキシブルな使い方が可能。(「施設俯瞰図」参照)
・三井のすまい居住者様、三井のすまいLOOP会員様向けに提供。利用しやすい料金設定での時間貸しにより、短時間から1日中の利用も可能。今後、様々なキャンペーンやパッケージプランも提供予定。
これらのトライアルを通じて、全住宅事業のブランドコンセプト「Life-styling × 経年優化」のもと、多様化するライフスタイルに応える商品・サービスを提供するとともに、快適に暮らせる街づくりを推進し、持続可能な社会の実現・SDGs へ貢献してまいります。
※1:「三井のすまいLOOP」とは、三井不動産レジデンシャルが分譲したマンション・戸建または三井不動産レジデンシャルサービスが管理するマンションについて所有する個人または居住する個人(三井不動産グループ以外の仲介で取得または居住されている方を含まず)および、三井不動産グループ住宅関連会社と特定の契約をした個人を対象として、三井不動産グループが提供するメンバーシップ・サービスです。対象エリアは、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県に限ります。
1.「Life-stylingプロジェクト」立ち上げの背景
人口減少や人生100年時代の到来に加え、昨今のコロナ禍を経て、人々の生活様式・行動様式は短期間で大きく変容し、これまでのようなすまい・オフィス・商業施設・ホテルといった生活空間の在り方の境界線が曖昧となり、人々のくらしの基盤となる「すまい」に求められる価値観はより多様化しています。
そのようななか、現居の住み替えやリフォーム、セカンドハウスの購入や賃貸といった選択肢だけでなく、もっと手軽に身近なところで、お客様自身が必要に応じて、好きなエリア、好きな拠点、好きな用途、好きな時間(期間)を自由に選んで利用できるような新しいすまいや暮らし方が必要であると考えました。
2.第1弾トライアル 「イエチカBASE」 について
当社にて実施した「仕事・プライベートで利用する場所の利用実態の把握」に関するオンラインインタビューでは、コロナ禍で顕在化した在宅勤務環境への不満のほか、息抜きや趣味に没頭できる空間、地域や共通の趣味をきっかけとした人との繋がりが持てる空間、気兼ねなく友人達と過ごせる空間といった、仕事以外の目的で、手軽に利用できる空間のニーズが確認できました。
お住まいや集合住宅の共用部などでそのような空間を一律に設けることは容易ではないなか、「イエチカBASE」では、「多様なすまいのニーズ・課題を解決することができる、すまいに近い居心地のよいサードプレイス」をコンセプトとし、周囲を気にすることなくWEB会議や動画鑑賞・ゲーム等に集中できる「個室ゾーン」、ソファで寛ぎながら仕事のアイデア出しや好みの本・雑誌の読書に没頭できる「プライベートゾーン」、貸切可能で友人やお子様連れ・地域の方々とのコミュニケーションを育むことができる「リラックスゾーン」など、様々な利用シーンを想定した複数のゾーンをご用意し、多様なニーズにお応えします。
※新型コロナウイルス感染防止策の徹底に努め、お客様と弊社スタッフの安全に配慮し営業を行ってまいります。
■本施設のロゴ・名称・概要
・自宅近くで、自分のスタイルに合わせて多様な目的で利用できる様々な空間(ゾーン)から構成されることをキューブ型で表現。
・中央の四角のグラデーションは、様々なライフスタイル(使い方等)が共存して溶け合うことをイメージ。
▲(中央)プライベートゾーン
▲(右)カフェゾーン(BOX席)
3.第2弾トライアル 「多拠点居住サービス」 について
趣味を満喫する自宅以外の環境を確保したい、繁忙期や研修の期間だけ会社近くの拠点に滞在したい、長期の観光を満喫するためのハブとなる生活拠点が欲しい、リフォームのために一時的な仮住まいが必要、産まれたばかりの孫の世話をするために一定期間だけ近傍の生活拠点が欲しい、憧れの街で一度暮らしてみたい、大自然の中で過ごしながらリフレレッシュしたいなど、お客様一人ひとりが実現したいくらしのニーズに応え、ライフスタイルの幅を広げるのが「多拠点居住サービス」です。
テレワークの普及で働く場所の制約が軽減されたなか、自然豊かな場所、観光や趣味が満喫できる場所、非日常感が味わえる場所といった、現居とは異なる場所で柔軟に過ごしたいといったニーズがある一方、費用・移動や利用手続きの手間等を理由に容易には実現できていない実態が調査等から浮き彫りになりました。
それらのニーズに応えるため、都心・地方都市・リゾート地等の拠点を、短期から中長期まで幅広く、気軽にご利用できる多様な暮らし方の提案を目指してまいります。都心や地方都市を中心に展開している当社の賃貸マンション「パークアクシス」や三井不動産グループ企業、パートナー企業の施設を活用して、拠点・契約形態・契約期間など、自由に選択ができ、手軽に多拠点居住生活を実現できるようなサービスも今後トライアルを行う予定です。
■三井不動産グループのSDGsへの貢献について
https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/esg_csr/
三井不動産グループは、「共生・共存」「多様な価値観の連繋」「持続可能な社会の実現」の理念のもと、人と地球がともに豊かになる社会を目指し、環境(E)・社会(S)・ガバナンス(G)を意識した事業推進、すなわち ESG 経営を推進しております。三井不動産グループの ESG 経営をさらに加速させていくことで、日本政府が提唱する「Society 5.0」の実現や、「SDGs」の達成に大きく貢献できるものと考えています。
*なお、本リリースの取り組みは、SDGs(持続可能な開発目標)における2つの目標に貢献しています。
目標 8 働きがいも経済成長も
目標11 住み続けられるまちづくりを