いち早く独自のインターンシップに取り組み、多彩な産学連携型のキャリア教育を展開することで、日本のキャリア教育に先進的に取り組んでいる京都産業大学が、このたび理工系学部を対象とした中長期インターンシップ「理工系コーオプ教育プログラム」で日本インターンシップ学会の第4回槇本記念賞「秀逸な事例」を受賞。本プログラムを通じて社会で活躍する理工系人材の育成を目指す。
京都産業大学は企業と学生および大学教員が協働し、各種インターンシップ科目やPBL(プロジェクトベースドラーニング:課題解決型授業)科目など多彩なプログラムを展開している。その中の一つに、学内外などでの専門性の高い経験を積みあげる独自教育プログラム「理工系コーオプ教育プログラム」を展開。卒業研究の一環として情報理工学部と生命科学部の研究室に所属する3、4年次生を対象に、専門的な教育に特化した中長期インターンシップを実施し、社会に還元できる高い専門性に加えて、社会で必要とされる課題解決力やプレゼンテーション能力などを同時に涵養することを目指している。本プログラムは2016年度にスタートし、これまで計43人の学生が参加している。
今回、本プログラムが日本インターンシップ学会の「第4回槇本記念賞 秀逸な事例」に選定され、表彰式が9月18日に日本インターンシップ学会第22回大会(オンライン)で執り行われた。槇本記念賞とは、日本インターンシップ学会がインターンシップの発展と高度化を願い、各大学等での秀逸な実践事例を表彰されるもので、本プログラムが理工系学部の長期間にわたるコーオプ教育のモデル的な実践例であるとともに、受け入れ企業との連携においてはインターンシップ後の共同研究につながる可能性が示唆される点などが評価された。
なお、京都産業大学の受賞は2015年「第1回槇本記念賞」において、キャリア形成支援プログラムにおけるインターンシップで最も秀逸なインターンシップとして表彰されて以来2度目となる。
京都産業大学は今後も、学生自身の将来を描く力、考え抜く力、表現する力といった「社会を生き抜く力」を育み、社会で活躍する人材育成に取り組む。
むすんで、うみだす。 上賀茂・神山 京都産業大学
■関連リンク
・「理工系コーオプ教育プログラム」の取り組みが第4回槙本記念賞を受賞
https://www.kyoto-su.ac.jp/news/20211013_855_coop01.html
・総合生命科学部『理工系コーオプ教育プログラム』嵯峨野地域での産官学連携の取り組みが「関西まちづくり賞」を受賞
https://www.kyoto-su.ac.jp/news/2021_ls/20210608_400n_coop.html
・本学のインターンシップの取組みが槇本記念賞に選出!
https://www.kyoto-su.ac.jp/news/20150913_prize.html
・2021年度開講「キャリア形成支援教育科目」体系図
https://www.kyoto-su.ac.jp/features/career/index.html
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