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関西大学ではこのたび、気候変動による環境変化を背景として、本学独自の「気候非常事態宣言」を発出しました。今後、2050年までのカーボンニュートラルと脱炭素社会の実現を目指した教育・研究活動をはじめ、事業活動における再生可能エネルギーの積極活用(省エネルギー化)等の取組みを展開します。
【本件のポイント】
・気候変動による環境変化を背景に、関西大学独自の「気候非常事態宣言」を発出
・カーボンニュートラルと脱炭素社会の実現を目指した行動目標を策定
・環境問題の解決に取り組む人材育成ならびに事業活動における再生可能エネルギーの活用を推進
関西大学 気候非常事態宣言
近年、世界各地で異常気象が発生し、熱波や干ばつ、大雨やそれによる洪水等の自然災害が頻発し深刻な被害をもたらしています。これらは地球温暖化をもたらす温室効果ガスが主要な原因と考えられ、地球上の動植物などの生態系への影響も懸念されています。また、気候変動による環境の変化は水や食料の不足を生み、新たな紛争を引き起こす恐れもあります。
学校法人関西大学は、ここに「気候非常事態宣言」を発出し、教職員や学生、生徒をはじめとする構成員及びステークホルダーと協働のうえ、一人ひとりが次の世代に豊かな地球環境を残していくという使命を自覚して、気候変動や環境問題の改善に向けた行動に取り組んでまいります。
1.2050年までのカーボンニュートラルと脱炭素社会の実現を目指し、具体的な目標と行動を策定のうえ実践します。
2.カーボンニュートラルの実現や気候変動をはじめとする環境問題の解決に取り組む人材を育成するため、多様な教育と研究を展開します。
3.本学の事業活動に必要となる電力エネルギーを可能な限り再生可能エネルギーに転換のうえ、一層の省エネルギー活動に努めます。
4.本学のステークホルダーとともに、SDGsへの取り組みを推進し、実施支援・事例の積極的な情報発信を行います。
環境保全活動に関して、これまで本学は「関西大学環境憲章・環境方針」の策定をはじめ、「関西大学プラスチックごみゼロ宣言」を発表するなど、大学の事業活動において発生する環境負荷の把握および低減に向けた活動を展開してきました。さらに2021年6月には、カーボンニュートラル検討ワーキンググループを立ち上げ、全学的なカーボンニュートラルに関する推進方策の策定・実施に向けた活動にも着手。また、2050年カーボンニュートラルの実現に向けて設立された「カーボンニュートラル達成に貢献する大学等コアリション」にも参画しています。
本学では同宣言をきっかけに、学生・教職員一人ひとりが次の世代に豊かな地球環境を残していくという使命を自覚し、気候変動や環境問題の改善に向けた行動に一層取り組んでまいります。
▼本件の詳細▼
関西大学プレスリリース
https://www.kansai-u.ac.jp/ja/assets/pdf/about/pr/press_release/2021/No45.pdf
▼メディア関連の方▼
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【リリース発信元】 大学プレスセンター
https://www.u-presscenter.jp/