超音波画像診断の精度向上を図るため大学と中小企業が連携 -- 実用化に向けて共同研究開発がスタート

昭和大学

学校法人昭和大学(東京都品川区/理事長:小口勝司)が城南信用金庫※1と締結した「産学金連携プログラム」の取り組みとして、昭和大学保健医療学部の三宅英司講師と株式会社小川優機製作所※2が、超音波画像診断の精度向上を図るためのガイド装置の共同研究開発を行うこととなりました。  医療や介護の現場で使われている医療機器や用品は、患者の命にかかわる重要なものですが、医療に携わる方々のニーズに必ずしも合致しておらず、新たな開発や改良が求められています。  そこで、昭和大学は医療機器等の開発、改良についての要望に対応できる優れた技術を持った中小企業を城南信用金庫から紹介していただき、大学と中小企業の共同開発を通じて具体的な商品化を実現する「産学金連携プログラム」を実施しています。  リハビリテーションの臨床現場で行われる柔軟性等筋肉の評価については、これまで触診等による定性的な評価にとどまっていましたが、近年は超音波画像診断装置を活用した定量的な評価が取り入れられ始めています。  今回は、超音波画像診断の精度向上を図るためのガイド装置の開発という課題に対し、城南信用金庫よりロボットの開発を手掛ける株式会社小川優機製作所の紹介を受けました。  同社の強みであるロボット開発技術を活かしたロボットアーム型のガイド装置の提案を受け、同社と共同研究開発を行う運びとなりました。  今後、昭和大学にて臨床試験を行い、実用化をすすめてまいります。 ※1:城南信用金庫  本店 東京都品川区、理事長 川本恭治。 ※2:株式会社小川優機製作所  本社 神奈川県横浜市、代表取締役社長 小川 壮一。生産設備機器類の改修・改善の企画提案、電子部品生産、各種機器の設計製図から研究開発、受託生産。   ▼本件に関する問い合わせ先  <産学金連携について>  城南信用金庫 支援本部 (担当:上原、石川、飯塚)  TEL: 03-3493-8128   <研究について>  学校法人 昭和大学 統括研究推進センター事務室 (担当:石川)  TEL: 03-3784-8019  E-mail: sangaku@ofc.showa-u.ac.jp ▼本件リリース元  学校法人 昭和大学 総務部 総務課 大学広報係  TEL: 03-3784-8059  E-mail: press@ofc.showa-u.ac.jp 【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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