青山学院大学が地域自治体や企業、スポーツ団体と連携、これからの社会が求める新たなスポーツ指導者育成事業をスタート

青山学院大学

青山学院大学はキャンパスがある渋谷区、相模原市及び関係団体*と連携し、大学スポーツによる地域課題解決の実証事業である「これからの社会を担う新たなスポーツ指導者育成システム開発」プロジェクト(通称:CASプロジェクト**)を開始した。これは一般社団法人大学スポーツ協会(UNIVAS)が公募したスポーツ庁委託事業の令和4年度 「大学スポーツ資源を活用した地域振興モデル創出支援事業」に採択されたことによるものだが、次年度以降も事業を継続していく予定。  (*: 渋谷区と部活動地域移行を進める一般社団法人渋谷ユナイテッドも参画予定  **: CAS=Community Activator with Sports) CASプロジェクトは、これまでの本学におけるスポーツ部活動や教育機会を通じた人材育成と地域社会貢献への取り組みの実績を生かし、「信頼されるスポーツ指導者が我が国のスポーツを変える」をスローガンに、直面する課題である中学校部活動の地域移行に不可欠な「地域スポーツ指導者」の育成を行い、今後の全国レベルでの運動部活動地域移行のモデルとなることと同時に、スポーツの素晴らしさを伝える「伝道者」を全国に広めることで、将来的にスポーツに親しむ人口を増加させることを目指す。   ■プロジェクト概要 社会に信頼されるスポーツ指導者を育成するシステムを開発するプロジェクト。研修プログラムを開発、実施するとともに、スポーツイベントを通じて地域・社会と連携しながら、スポーツ指導者像の最適化を行っていく。将来的には、研修事業をパッケージ化し、全国各地でより多くの指導者を生み出す仕組みを作る。 ■ 研修プログラムの内容 研修プログラムは、一般社団法人アスリートキャリアセンターを中心とした青山学院大学スポーツ健康イノベーションコンソーシアムとの共催で実施していく予定。初回は全1日の導入コースを2023年1月15日(日)に実施します。詳細は下記を参照してください。 青山学院大学スポーツ健康イノベーションホームページ URL: https://consortium.aguscp.jp/cas_project ■ 事業実施の理由 青山学院大学はスポーツ系の学部を持たない大学であり、だからこそ、既存の枠組みに捉われない新たなスポーツ指導者像を描けると考えた。さまざまなバックグラウンドを持つ教職員が行政や産業界と連携し、これからの社会に必要な、信頼できる、多機能なスポーツ指導者を育成する。青山学院のスクール・モットーである「地の塩、世の光」を体現する「サーバント・リーダー」としての資質を有するスポーツ指導者が、スポーツを通じて、これからの社会を支えると信じている。 ■ 具体的なスポーツ指導者の育成像 一般的にサーバントリーダーシップとは「リーダーはまず相手に奉仕し、その後相手を導くもの」という考え。そこでは指導者と教えられるものの間の信頼関係が重要になる。信頼されるためには、相手に納得してもらうためのコミュニケーション能力や論理的な考え方が必要。 私たちはスポーツ指導者に単にスポーツの技能を向上させる能力だけを求めてはいない。教えられる者の心身を健やかにし、スポーツを通じて、社会に貢献できる非認知能力-「自分と向き合う力」、「自分を高める力」、「他者とつながる力」を取得することを支援する能力こそがもっとも重要と考えている。  ■プロジェクトに関する問い合わせ先 青山学院大学庶務部社会連携課 e-mail: agu-socialcoop@aoyamagakuin.jp ■取材に関する問い合わせ先 青山学院大学 政策・企画部 大学広報課  TEL: 03-3409-8159   URL: https://www.aoyama.ac.jp/companies/interview.html 【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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