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神田外語グループ(東京都千代田区/理事長 佐野元泰)は、第97回外務省在外公館派遣員試験(一次試験:外国語・教養・作文・適正検査/二次試験:外国語と日本語の面接)において、神田外語大学(千葉市美浜区/学長 宮内孝久)から11人の合格者を輩出しました。本グループは、これまで82カ国222人の学生・卒業生を外務省在外公館派遣員として輩出しています。派遣員は、原則2年の任期の中、これまでに学んだ外国語を生かし、その国で外交に携わる稀少な経験を積みます。任期を終了した本学の学生・卒業生は、外務省、地方自治体、大手企業などへの就職をはじめ、国内外の大学院に進学するなど、より視野と選択肢を広げながら世界で活躍しています。
神田外語グループでは、2009年から久保谷富美男先生(神田外語大学グローバル・コミュニケーション研究所)が外務省在外公館派遣員試験に向けた教育を展開してから、これまで82カ国222人の学生・卒業生が外務省在外公館派遣員試験に合格しています。これまでの実績の背景には、本グループならではの外務省在外公館派遣員試験に向けた教育が挙げられます。
2012年には「+α・+β」グローバル教養ゼミを開講し、現在は「+α・+β」を融合的に学ぶべく集大成とした「Team∞(無限大)」グローカル教養ゼミを開講しています。参加学生は自主的にゼミを受講し、さまざまな分野におけるテーマについてチームワーキングとディスカッションを行い、幅広い教養を地道に学び、国際社会に貢献するマインドを滋養します。こうした取り組みが、神田外語グループから数多くの外務省在外公館派遣員を輩出する成果に繋がりました。
合格者は指定された研修を終えると間もなく内定した各国の在外公館に赴任し、原則2年の任期の中、さまざまな環境の下で学んだ外国語を生かし、その国で外交に携わる稀少な経験を積むことになります。在外公館派遣員をキャリア形成の第一歩とし、仕事を通して世界を見ることで、より一層グローバルな視点と異文化への理解を深めていきます。
<「Team∞(無限大)」グローカル教養ゼミの目的>
真のグローバル人材(国際人)は優れたローカル人材(日本人)でもあると同時に、''「∞」の皆さんが、「∞」の領域(内外)にわたり、「∞」に学び続ける''ことを願ってこのゼミ名とし、仲間と共に地道な学びを継続します。
具体的には以下のとおりです。
(1) 文理の枠を超えた、グローカル教養として幅広く、出来るだけ多くの分野を統合したものから学ぶこと
(2) 自分と異なる多様な文化的背景をもつ人々との出会いの場を自らが積極的に設け、さまざまなことを語り合うことにより、相手の立場に立って物事を見る目を養うこと
(3) 日本語できちんと筋道を立てて話し、書ける能力の基本を養うとともに、自らがグローバル社会に対して情報発信し、世界の人々にも理解してもらえる説明(プレゼンテーション)力を向上させること
<久保谷富美男先生のコメント>
「異国で働く貴重な2年間はキャリアアップのカギ」
神田外語大学グローバル・コミュニケーション研究所では、この制度をキャリア形成のスタートとして、また卒業生にはキャリアアップのためのリセットの機会として捉え、希望する学生・卒業生たちは「『Team∞(無限大)』グローカル教養ゼミ」を通して合格を目指し地道な学びを継続しています。そしてこの試験に合格すると、希望していた国へ、または想像もしていなかった運命的な国へと赴任することになります。任期の間は外交のサポート業務を通して世界を見て、異質の考え方や多様な文化、また現地の人々やそのライフスタイルにふれて自分を磨き、「言葉は世界を繋ぐ平和の礎」という本学の理念でもあり使命を、皆さんが個々の人生観と価値観において自分流に解釈し、目の前に訪れる予期せぬさまざまな機会(Planned Happenstance)にチャレンジし、自力で自分の道を切り開いていこうとする若き逞しい日本人であってほしいと願っています。そして5年後・10年後、またその後の人生においても個々のつぼみを大きく開花させて、たゆまず前に向かって歩んでいただきたいと切に願っています。
神田外語大学グローバル・コミュニケーション研究所
久保谷富美男(シニア・アカデミックフェロー)
<参 考>
【外務省 在外公館派遣員制度について】
https://www.mofa.go.jp/mofaj/annai/saiyo/haken/index.html
【神田外語大学 外務省在外公館派遣員関連ページ】
https://www.kandagaigo.ac.jp/kuis/main/job/zaigai/
▼本件に関する問い合わせ先
学校法人佐野学園(神田外語グループ) グループコミュニケーション部
三上山 雄亮
住所:東京都千代田区内神田2-13-13
TEL:03-3258-5837
FAX:03-5298-4123
メール:media@kandagaigo.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター
https://www.u-presscenter.jp/