【東京農業大学】ともに目標とする夢の舞台へ! 農友会 陸上競技部OBの小山 直城 選手(Honda所属)が「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」優勝
東京農業大学 農友会 陸上競技部出身の小山 直城 選手(Honda所属)が10月15日(日)に行われた「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」で優勝し、「パリ2024オリンピック」マラソン日本代表に内定しました。
酒類生産科学研究室で指導教員を務めていた穂坂 賢 教授は当時の様子をふり返り、「卒論のテーマは『明治以降から今日までの清酒醸造業の体系と清酒製造』でしたが、内容を深く理解し進め方も上手で的確にまとめていました。賢さを感じましたし、研究室では基本的ルールを守り、陸上競技の活動と両立させ、メリハリのある時間の使い方をしていました。」と述べています。
研究室に残る、小山選手の調査票にはこんな記載も。
「私は大学卒業後も陸上競技(駅伝・長距離)を続けます。本田技研工業にお声を掛けていただき正社員として入社します。目標はマラソンで日本人3位に入り、世界大会・オリンピックに出場することです。」
東京農業大学で学術研究に向き合う中で身に着けたひたむきさをもとに、「パリ2024オリンピック」への挑戦権を掴み取った小山選手。
そんな小山選手からはMGC前日の14日、10年ぶりの箱根駅伝出場を決めた農友会 陸上競技部の後輩たちに対し、以下のメッセージを頂戴しています。
■小山選手より後輩たちへメッセージ
全日本大学駅伝に続き箱根駅伝出場おめでとうございます。 私は東京農業大学を卒業し5年経ちます。直接私の事を知っている選手はいないと思いますが私はいつも後輩達の結果は確認し応援しています。 私の大学時代は一度もチームとして箱根駅伝へ出場する事ができなかったので箱根予選会では4回悔しい思いをしました。今回箱根駅伝へ出場を決め昭和記念公園で盛り上がっているのを見て羨ましくも思いましたが誇らしくも思いました。 箱根予選会はMGCの前日で、ホテルのテレビで応援していました。箱根予選会終了後は陸上関係者が多いのもあり、たくさんの方々に「農大良かったね、農大の勢いに乗って小山も頑張れ」と言ってもらい力になりました。 農大は陸上競技と勉強の両立は大変だと思いますが、今しかできない事ですので後悔しないように頑張ってください。 最後になりますが、感動と勇気をありがとう。 |
ともに、目標とする夢の舞台へ。
東京農業大学 農友会 陸上競技部は小山選手の挑戦と共に、2024年1月2~3日に開催される箱根駅伝に挑戦します。
小山選手、この度は誠におめでとうございました。