きのこが「お肉」や「ホタテの刺身」に変わる!?
食の未来を変える「代替食品」と「機能性食品」の最前線
東京農業大学 総合研究所研究会「きのこ研究部会」と一般社団法人 日本きのこマイスター協会は1月31日(土)、東京農業大学「食と農」の博物館一室でワークショップ「きのこがつくる新たな食の世界 ~機能性食品から代替食品まで~」を開催しました。
「きのこ研究部会」は2012年に創設。きのこをテーマに、消費者、生産者、研究・技術者などが密接に連携し、こうした関係者の基盤となって農林分野と医薬工分野および環境分野を融合して、きのこの利用をより高く、より広く実現していくことを目標として活動を展開しています。
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挨拶を行う江口 文陽 学長
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左から木田 マリさん、本間 裕人 准教授
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昨今、世界的な人口増加に伴う食料危機が叫ばれる中、肉や魚に代わる「代替食品」への注目が高まっています。
今回のワークショップでは、これまでの「代替食品」のトピックとは一線を画す「きのこ」を用いた最新の代替食品技術の研究開発について発表がありました。
東京農業大学からは醸造科学科 本間 裕人 准教授が「きのこ類を用いた代替魚介類、ホタテ刺身様食品の開発について」と題する講演を行い、「代替食品」に「きのこ」を活用することの意義を紹介。
さらに東京農業大学での研究成果を元にした新たな商品開発について提案を行いました。

醸造科学科 本間 裕人 准教授
また、ユキグニファクトリー株式会社 加藤 正晴 本部長、平林産業株式会社 平林 京子 代表取締役、一般社団法人 長野県農村工業研究所 竹内 正彦さんが講演を行い、きのこを活用した機能性食品や代替食品の展開について紹介しました。
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ユキグニファクトリー株式会社
加藤 正晴 本部長
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平林産業株式会社
平林 京子 代表取締役
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一般社団法人 長野県農村工業研究所
竹内 正彦さん
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その後はユキグニファクトリー株式会社、平林産業株式会社から提供いただいた食品を活用して、料理研究家の木田 マリさんによる「キノコのお肉」および「エノキタケチーズペースト」を用いた料理試食とレシピ紹介があり、参加者は会場で木田さんの解説をもとにきのこの利用方法を学びながら、新たな食感と風味を楽しみました。
最後にワークショップ登壇者5名によるパネルディスカッションを行い、商品開発の裏側にある努力や今後の課題等の紹介や意見交換が行われました。
醸造科学科 本間 裕人 准教授による講演「きのこ類を用いた代替魚介類、ホタテ刺身様食品の開発について」は機密事項を含む部分のみカットして公開しています。
ご興味がございましたらぜひご覧ください。
東京農業大学は今後も、教育研究活動を通じて食と農に関わる社会課題の解決に貢献していきます。