【リコー発表】イノベーションの創出に向けてファンドを設立

株式会社リコー

~スタートアップの成長支援を通じて、デジタルサービスの会社への変革を加速~

 株式会社リコー(社長執行役員:大山 晃)は、このたびCVC(コーポレート・ベンチャー・キャピタル)ファンドとして、「RICOH Innovation Fund」を設立しました。本ファンドを通じ、BtoB領域におけるイノベーションの創出を目指し、最新のデジタルサービスを牽引するスタートアップへの戦略的な投資を実行します。

 リコーはこれまで業種特化CVCやアクセラレータープログラム(TRIBUS)の運営により、オープンイノベーションを進めて参りました。今回、デジタルサービスの会社への変革を加速させるためにも、市場や技術の変化が早い事業・技術分野において、社内でのR&Dに加え外部企業との事業連携や協業を通じて事業開発の加速に取り組みます。
 本ファンドで、主にオフィスや現場での創造的な仕事の支援や、デジタル・ワークプレイス実現のための新しい技術やサービスを有するスタートアップへの投資を実行します。また、リコーの有する資産やリソースの活用、グローバルの顧客接点力との連携により、スタートアップの成長を支援します。リコーはスタートアップとの協業・共創により、イノベーションを創出し “はたらく”に変革を起こしつづけることで、人ならではの創造力の発揮を支え、持続可能な未来の社会作りに貢献します。

主な投資対象領域
「“はたらく”に歓びを」を実現するための領域を対象とします。

◆創造性の支援
個人やチームが創造性を発揮し、コミュニケーションやコラボレーションを通じて新たなアイデアや価値を生み出す創造的な仕事の支援

◆デジタル・ワークプレイス
いつでもどこでも自らに合った環境でシームレスに働ける、また生産性と創造性を発揮出来るデジタルな仕事空間の提供

◆デジタル・インクルージョン
人の属性にかかわらず、誰もがあらゆるデジタルテクノロジーをセキュアかつ自由に活用できる支援

◆脱炭素/循環型社会
来たる「排出量実質ゼロ」を目指す社会において必要となる仕組みの実現および、タスク効率化による目指す姿の実現の加速

ファンドの概要
今回リコーが設立する「RICOH Innovation Fund」は、SBIインベストメント株式会社(執行役員会長兼社長:北尾 吉孝)をGeneral Partner*とし、有望なスタートアップに対して投資を行います。
*General Partner:無限責任組合員のことで、ファンドの運営に責任を負う組合員のこと。

<CVCファンドの概要>
ファンド名    リコーイノベーションファンド1号投資事業有限責任組合
通称       RICOH Innovation Fund
設立日      2023年11月1日
ファンド規模   約50億円
運用期間     10年間

以上

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