代替肉「トーフミート」で給食献立 医療栄養学科の学生が1月28日にプレゼン--広島国際大学

広島国際大学

 広島国際大学(学長:清水壽一郎)医療栄養学科と株式会社トーフミート(代表取締役:村上英雄)は、2050年に直面すると予測される「たんぱく質クライシス」を見越し、食肉に代わるTOFU MEAT(以下、トーフミート)を使った学校給食献立を共同で開発しました。 【本件のポイント】 ●医療栄養学科の学生が(株)トーフミートと学校給食献立を開発 ●食材となるトーフミートは、食肉に代わる注目の食材 ●学校給食を考案する栄養教諭約20人に学生がレシピをプレゼン  2050年の世界人口は97億人と23年の80億人から17億人増えると予測されています。人口の更なる増加により懸念されるのが「たんぱく質クライシス」です。たんぱく質は、筋肉や骨、臓器、皮膚、爪など体を作る栄養素で、三大栄養素の中で唯一の必須栄養素です。たんぱく質は牛や豚、鶏といった食肉から摂取していますが、これらの生産は環境負荷(土地面積とCO₂排出量)が大きく、今後、供給が需要に追い付かないという世界的な問題が生じるとされています。そこで、食肉に代わるたんぱく源となる食材として注目されているのがトーフミートです。トーフミートは、食肉以上のたんぱく質を含みながらも、低カロリーであることからベジタリアン、ヴィーガンにも対応する注目の食材です。また、生産、加工する際のCO₂排出量が非常に少ないとされています。  医療栄養学科では2年次「食育演習Ⅱ」でSDGsに貢献するレシピや製品の開発・発信を行っています。4人の学生はこの問題に着目し、「これからの未来を担う小学生、中学生に、世界の食糧事情と問題について知ってほしい」「トーフミートを食べてほしい」という思いから EARTH FRIENDLY MEATプロジェクトがスタートしました。同学科の齋藤瑛介講師とともに株式会社トーフミートを訪問し、レシピ開発の企画を提案。共同での献立作りにつながりました。  開発した献立は学校給食摂取基準(文部科学省)に適応しています。24年1月28日には、本学で開かれる「ひろしま学校食育ラボ(ひろラボ)」で広島県を中心とした学校給食献立を考案する栄養教諭約20人に、学生がレシピをプレゼンする予定です。 献立名 :EARTH FRIENDLY MEAT献立 内容  :EARTH FRIENDLYラーメン、小松菜と油揚げのナムル、フルーツポンチ、ロールパン、牛乳 栄養成分:エネルギー813kcal、たんぱく質30.1g、脂質24g、食塩3.4g ▼本件に関する問い合わせ先 学校法人常翔学園 広報室 石村、上田 住所:大阪市旭区大宮5丁目16番1号 TEL:06-6954-4026 メール:Koho@josho.ac.jp 【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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