【NEWS LETTER】《パナソニック くらしアプライアンス社 社会との関わりシリーズ①》 草津拠点で次世代向け環境教育「エコ体験学習」を提供
~累計65,814人の児童が参加、18年目に突入!~
「エコ体験学習」は、長きにわたり家電事業を営んできたくらしアプライアンス社だからこそ実施できる家電工場の見学などを交えながら、“モノづくりの工夫”や“環境への取り組み”に触れるとともに、その体験を通じて自ら考え、行動するきっかけづくりを目的としています。さらに、小学校の教員とも綿密な打ち合わせを重ね、学習指導要領に沿った独自のプログラムを提供しています。
2023年度は、エコ体験学習を含むパナソニック株式会社の社会コミュニケーション活動に対し、パナソニックグループとしては初めて文部科学省から「青少年の体験活動推進企画表彰 優秀賞」を、環境省からは「グッドライフアワード 実行委員会特別賞」をダブルで受賞しました。
エコ体験学習HP:https://www.panasonic.com/jp/about/sustainability/citizenship/eco_study.html
【News Letter Topics】
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◆2007年度から続くエコ体験学習の企画背景
2008年6月、草津工場としてCO2削減や地域と共に環境取り組みを進めることをコミットする「環境宣言 エコアイディア工場 びわ湖」を発信しました。小学生向けの環境学習プログラムは、環境を通じた地域とのコミュニケーションの一環として、環境宣言に先駆けて2008年3月にスタートしました。
◆くらしアプライアンス社独自のプログラム内容
プログラムは、文部科学省の学習指導要領に沿った内容になっており、授業の一環として実施できるようになっています。
【エコファクトリーツアー:対象学年:小学4・5年生】
コロナ禍では、校外学習の取りやめ、工場見学の中止という期間もありました。しかし、「コロナ禍においても学びを停めない」との想いで、工場からの生中継も取り入れながらオンライン形式のプログラムに組み直して活動を継続してきました。
プログラムの詳細:https://www.panasonic.com/jp/about/sustainability/citizenship/eco_study/ecofactory.html
【ファクトリーツアー(対象学年:小学3年生)】
オンライン授業からリアル授業に戻したことで、ホンモノに触れる体験の機会も充実。工場作業者が実際に着用している帽子を代表児童が着用し、その役割の説明を受けたり、安全靴を全員が実際に手に取りその硬さを実感したりするなどの体験も可能となりました。
工場作業服を着た先生のサプライズ登場といった演出も好評です。
また草津市教育委員会からは、このプログラムを高く評価いただいており、12年連続で草津市の社会科副読本に冷蔵庫工場が6ページにわたって掲載されています。
◆教員のコメント・評価
- 工場へ入った時のニオイ、大きな音、働く人の手元、仕事の工夫など、体験してこそ分かることがたくさんあり、貴重な経験になりました。学んだことをおうちの人に知らせたい!と張り切っていました。今後も是非、継続していただきたいと思います。
- モノづくりを実際に目にすることで、物へ対するありがたみを感じていました。作る人の想い、大変さ、多くの人が関わっておられることを知り、モノづくりへの興味関心も高まったようです。
- 働く方に直接インタビューさせていただく機会があり、働く方の想いを知ることができとても良かったです。現代の冷蔵庫だけではなく、昔の冷蔵庫や各国の冷蔵庫の違いが見られて良かったです。時代や、それぞれの国の人のニーズに合った製品開発の大切さが良く分かりました。
- 商品が売れるためだけではなく、地球環境(エコ)や無駄をなくすなど、様々な方向から考えられていることに感動する声が多かったです。「省エネ」について考える子どもが増えてきました。
また、教員アンケートでも、学習支援度、理解度、満足度共に高い評価を頂いています。
◆外部表彰
2023年度、エコ体験学習を含むパナソニック株式会社の社会コミュニケーション活動に対し、パナソニックグループとして初めて文部科学省から「青少年の体験活動推進企画表彰 優秀賞」を、環境省からは「グッドライフアワード 実行委員会特別賞」を、ダブルで受賞しました。
<文部科学省 青少年の体験活動推進企業表彰 優秀賞(受賞年:2024年)>
<環境省 グッドライフアワード実行委員会特別賞(受賞年:2023年)>
◆エコ体験学校 担当者コメント
近年、引率の担任教諭より、「実は、小学生の時にこの工場見学プログラムに参加したことがあるのです。My水筒を作ったこともよく覚えています!まさか教員になって、教える立場として、もう一度参加させていただく事になるとは・・・とても感慨深いです」といった声もいただくようになりました。スタッフも感慨深いと思うと同時に、17年間地道に継続してきたからこその事例だと感じています。 続けていくこと、は決して簡単なことではありませんが、多くの方々の協力を得ながら、20年、30年と継続できる活動にしていきたいと思っています。これからも、この活動が、子どもたちが新たな学びや気づきを得て、新たな行動を起こすきっかけづくりになれば嬉しく思います。そしてその先に、次世代のパナソニックファンが広がったり、この体験がきっかけで入社してくれる人が増えたり・・・そういった未来に繋がれば嬉しいです。 |
くらしアプライアンス社では、今後も「エコ体験学習」などのコミュニケーションを通じて社会や地域への貢献を続けてまいります。
【パナソニック株式会社 くらしアプライアンス社とは】
パナソニック株式会社 くらしアプライアンス社は、家電の開発・製造・リサイクルを中心に事業を展開しています。100年育んできたくらしに寄りそう力で、人と地球の未来に続く、感動の商品とサービスを創造することを目指しています。
そして、職場環境の整備と”誰もが輝く”新しい働き方の創造の両輪で、社員一人ひとりのウェルビーイングを実現する「人が生きる経営」を加速させていきます。