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近畿大学(大阪府東大阪市)と、アセロラ事業を手掛ける大手食品メーカーの株式会社ニチレイフーズ(東京都中央区)が共同開発した「アセロラブリヒラ」を、北関東を中心にスーパー133店舗を展開する株式会社ベイシア(群馬県前橋市)の全店舗※ で、令和6年(2024年)4月24日(水)から販売します。
「アセロラブリヒラ」は、近畿大学が開発したブリとヒラマサのハイブリット種である「ブリヒラ」に、アセロラの抗酸化機能による品質保持効果を期待して、アセロラの搾りかすパウダーを含有した配合飼料を与えた養殖魚です。最先端の養殖技術と飼料の技術で、さらなるおいしさと美しさを追求して開発しました。
(※新座店、津田沼ビート店、ベイシアマートなど一部店舗を除く)
【本件のポイント】
●近畿大学とニチレイフーズが開発した「アセロラブリヒラ」をスーパー・ベイシアで本格販売
●強い抗酸化作用があるアセロラで「持続する鮮やかな赤身」と「爽やかな味わい」を実現
●商品の劣化を遅らせる技術で食品のロスを減らし、持続可能な養殖業の推進を目指す
【アセロラブリヒラについて】
ブリヒラは、脂の乗りや味がよく成長が早いブリと、肉質が強く品質保持期間が長いヒラマサの性質を併せ持ったハイブリット種で寿司や刺身に最適です。現在、近畿大学だけで人工種苗を生産しており、平成30年(2018年)からベイシアで取り組み始めたブリヒラの販売は、年間8万尾ほどに至っています。いまや全国展開の寿司チェーンなどが寿司ネタとして採用するなど人気を博しており、お客様から非常に高い支持を得ています。
一方、ニチレイフーズではアセロラ商品を生産・供給していますが、その際に搾りかすが副産物になります。この搾りかすにはアントシアニン系のポリフェノールと天然由来ビタミンC、ビタミンEが多量に含まれており、これを養殖魚の食味と色の改善に役立てようと、平成30年(2018年)から近畿大学と共同研究を開始しました。「アセロラ真鯛®」、「アセロラぶり®」の本格販売を実現し、アセロラブリヒラは令和5年(2023年)1月にベイシアで試験販売を行い、お客様に大変高く評価されました。そこで、アセロラ副産物を供給し、飼料メーカーの協力を受け、安全性が高く品質が安定する配合飼料EP(Excluded Pellet)の製造体制を構築しました。その上で、養殖生産者と連携し、アセロラ副産物を十分に含んだ(通常に餌添加される量のおよそ10倍量)配合飼料を給餌し、「アセロラブリヒラ」を商業的に本格生産する体制を構築することができました。
(図1参照)
ブリヒラに、においを抑え品質の維持が可能なアセロラ魚のテクノロジーで品質改善を実現したのが「アセロラブリヒラ」です。ベイシアではすでに近畿大学とニチレイフーズが共同開発した「アセロラ真鯛®」、「アセロラぶり®」を全店舗で本格販売しており、今後も連携してアセロラ魚をお客様に提供します。
【販売の概要】
販売開始:令和6年(2024年)4月24日(水)
販売店舗:ベイシア全店舗(新座店、津田沼ビート店、ベイシアマートなど一部店舗を除く)
価格等 :サク(100g) 538円(税込)
スライス(6切) 430円(税込)
生寿司(6貫) 646円(税込)
(図2,3参照)
【近畿大学について】
学長 :松村到
所在地:大阪府東大阪市小若江3丁目4番1号
設立 :大正14年(1925年)
【株式会社ニチレイフーズについて】
代表者 :代表取締役社長 竹永雅彦
所在地 :東京都中央区築地6丁目19番20号 ニチレイ東銀座ビル
設立 :平成17年(2005年)
資本金 :15,000百万円
売上高 :275,697百万円(2023年3月期ニチレイフーズグループ連結)
従業員数:11,341人(2023年3月期ニチレイフーズグループ連結)
事業内容:冷凍食品・レトルト食品・缶詰・包装氷等の製造・加工並びにこれらの製品の販売。
ニチレイフーズグループのアセロラ取扱高はグローバルシェアNO.1で、1986年にアセロラドリンクを発売以来、アセロラの持つ効能を研究し続けています。
【株式会社ベイシアについて】
代表者 :代表取締役会長 土屋裕雅
代表取締役社長 相木孝仁
本部所在地:群馬県前橋市亀里町900
営業開始 :平成9年(1997年)3月
資本金 :30億9,950万円
事業内容 :ショッピングセンターチェーンの経営
従業員数 :11,247名(2024年2月末時点)
店舗数 :133店舗
【関連リンク】
近畿大学
https://www.kindai.ac.jp/
▼本件に関する問い合わせ先
広報室
住所:〒577-8502 大阪府東大阪市小若江3-4-1
TEL:06‐4307‐3007
FAX:06‐6727‐5288
メール:koho@kindai.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター
https://www.u-presscenter.jp/