成城大学民俗学研究所 2024年度公開講演会
https://www.seijo.ac.jp/access/)
【お問合せ】:成城大学民俗学研究所 TEL:03-3482-9097・9098 E-mail:minken@seijo.ac.jp
平日9:00~16:30 土曜日 9:00~12:00
〔講演者略歴〕
1956年 東京都生まれ。1986年 筑波大学大学院博士課程歴史・人類学研究科単位取得退学。現在、東京大学名誉教授
〔おもな著書〕
『民俗学の思考法―〈いま・ここ〉の日常と文化を捉える』(共編、慶応義塾大学出版会、2021年)、『方法としての〈語り〉―民俗学をこえて』(編、ミネルヴァ書房、2020年)、『ふるさと資源化と民俗学』(編、吉川弘文館、2007年)、他多数。
<注意事項>
・当日、体調に不安のある方は、来聴をお控えください。
・受付時に、手指消毒をお願いしております。
・当日は会場以外の学園施設への立ち入りはご遠慮ください。
▼本件に関する問い合わせ先
成城学園企画広報部 企画広報課
住所:東京都世田谷区成城6-1-20
TEL:03-3482-1092
メール:kikaku@seijo.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/
「日常学としての民俗学」の提唱―柳田國男『世相篇』をどう読むか
【日時】2024年6月15日(土)13:30~15:30 【会場】成城大学3号館
成城大学(東京都世田谷区 学長:杉本 義行)は、民俗学研究所2024年度公開講演会「「日常学としての民俗学」の提唱―柳田國男『世相篇』をどう読むか」を、6月15日(土)に開催いたします。
1931年刊行の『明治大正史世相篇』は、社会学などでは高い評価を受ける一方、民俗学内部では近年まで否定的な見解が支配的という奇妙なねじれが存在しました。評価されない要因として、自序に柳田が「フオクロアとしては失敗」と記したことや、内容的に個別のいわゆる民俗(folklore)をあまり扱っておらず、のちの民俗学者の研究スタイルと異なっていたことがあげられています。しかしながら、当時の柳田はフオクロアと民俗学を使い分けており、世相篇は当時の柳田が志向したナショナル・エスノロジーと呼べるものだといえます。
今回の講演では東京大学名誉教授・岩本通弥氏をお迎えします。みなさまのご参加をお待ちしております。
〔講演会概要〕
【日 時】:2024年6月15日(土) 13:30 ~ 15:30 (当日の受付:13:00開始)
【場 所】:成城大学 3号館 1階 311教室
【講 師】:岩本 通弥氏(東京大学名誉教授)
【演 題】:「日常学としての民俗学」の提唱―柳田國男『世相篇』をどう読むか
【参 加 費】:無料
【予 約】:不要です。直接ご来場ください。
【アクセス】:小田急線成城学園前駅中央改札北口徒歩4分(