【新業態】「あそび」で子ども・大人の「楽しい」を応援する、次世代型体験学習施設 「BorneLund PLAY CUBE(ボーネルンド プレイキューブ)」うめきた公園内に誕生
2024年9月6日(金)グラングリーン大阪 先行まちびらきに合わせてオープン
子どもの健やかな成長にあそびを通して貢献することを目的に、教育玩具・遊具の輸入・開発・販売とあそび場づくりを行う株式会社ボーネルンド(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:中西みのり)は、JR大阪駅前で開発を進める、うめきた2期地区開発事業「グラングリーン大阪」の中核機能施設「JAM BASE」のエデュテインメント系施設として、うめきた公園内に、新業態となるあそび体験を通した新しい探求学習の場、「BorneLund PLAY CUBE(ボーネルンド プレイキューブ)」を2024年9月6日(金)にオープンします。【 【ボーネルンドの新業態】楽しい「あそび」が学びにつながる、次世代型体験学習施設 】
子どもたちは、生きるために必要な問題解決力や協調性、創造性のほとんどをあそびの体験から身につけます。当社はあそびの専門企業として、創業から47 年間、世界の教育玩具の輸入販売やあそび場の開発・運営を通じ、子どもの健やかな成長に寄与する場の創出を推進してきました。
現在、子どもを取り巻く状況はさらなる変化を迎えています。学校に行けない、行かない不登校の小中学校生が急増し、文部科学省の調査では2022 年度に過去最多の約30 万人となっています。学校に対する子どもや保護者の考え方も変化する昨今、多様な学びの受け皿を整備することが求められています。また、デジタル化やグローバル化が進み、従来の決まった正解がある問題を解くことよりも、正解がない課題に対して考える活動と、そこにたどり着く学びのプロセスが重要となっています。
こうした社会的な変化を受けて、当社は子どもたちに多様なあそびを通した学びの機会を提供したいとの思いから、次世代型のフリースクールやアフタースクール機能も有した体験学習施設を始めます。
「BorneLund PLAY CUBE」では、「ものづくり」「運動・健康」「自己表現」「自然科学」「屋外活動」などのさまざまな分野で、普段の生活では出会えない各分野のプロフェッショナルと子どもたちを結びつけ、一緒にあそびを通して学び、研究し、それぞれの知識をシェアする新しい探求学習の場を目指します。他者と協働して課題を解決していくことや、自分がやりたいこと、興味・関心のあることを自由に学べる探求学習を支援します。遊びながら「好き」「楽しい」を育み、そこから得た学びは、これからの社会に欠かせないイノベーションの原動力につながります。
同施設では、「あそび」「自分の好きを見つける」をキーワードに、大人を対象としたあそびと学びのセミナーや、教育や発達の専門家とともに子どもの発達や学びを研究するラボも開催します。また、大人もお子さま連れも、気軽にご利用いただける遊べる親子カフェを併設します。
「BorneLund PLAY CUBE」では、コンセプトやビジョンに賛同いただけるさまざまな企業や団体、研究者と連携しながら、多様なプログラムでスクールやセミナーを充実させていきます。
【 「BorneLund PLAY CUBE」3 つの事業内容 】
① 次世代型フリースクール|子ども向けの新たなあそびと学びのスクール事業(2025 年4 月頃~)
幼稚園や小学校に通う年齢の子どもたちを対象とした、学びの場。PLAY CUBE 施設内だけでなく、公園もフィールドとして活用し、あそび体験を通した、多様な“本物”との出会いを提供するプログラムを展開します。子どもたちが、自分のやりたいことや、関心を持っていることに、じっくり取り組める場です。「やってみたい」「おもしろそう」といった好奇心を広げ、成果や効果を求めず、自由に探究することをサポートします。楽しいあそびの要素があることで、学びそのものへの前向きな姿勢を持ち続けることができます。
教科をカリキュラムで持つのではなく、子どもと普段出会えない大人たちをあそびで結びつけ、学びに変えていく体験を提供します。
さまざまな企業・団体、大学、研究者、実践者などとのコラボレーションを強化し、多様なプログラムで、子どもたちの探求学習を支援します。
②ワークショップ/セミナー|子ども・大人のあそびを通した新たな学びの場(2024 年9 月~)
「あそび」をキーワードにした、様々な学びの機会を提供します。
「子どもの発達と成長、学び、あそび」をテーマに、各界の専門家や実践者と皆さまを結びつける場になり、知的好奇心を満たす場です。
親子を対象としたあそびと学びのワークショップや、教育者、保育者、ビジネスパーソン、子育て中の親など、大人を対象としたプログラムも用意します。講師を招いて、最新の教育メソッドに触れ、子どもの教育や発達・成長についてディスカッションすることで、知的刺激を受けるきっかけを創出します。
③ 遊べる親子カフェ|公園内の憩いの場として、遊びながら過ごせる場所(2025 年4 月頃~)
うめきた公園の広大な環境の中でも、親子で行きたい「あそび」のある居心地のいいカフェ施設を目指します。コーヒーやジュースを飲みながら、パズルやゲームにじっくりチャレンジしたり、クラフト遊びなどのワークショップを楽しみながら、のんびり滞在できる場です。
【 「BorneLund PLAY CUBE」概要 】
■所 在 地:グラングリーン大阪 うめきた公園ノースパーク内
■床 面 積:941 ㎡(1 階屋内:506 ㎡、2 階屋内:219 ㎡、2 階バルコニー:216 ㎡)
■営業開始日:2024 年9 月6 日(金)
※営業日時、料金等の詳細は確定次第、ボーネルンド公式ウェブサイトにてお知らせします。
【JAM BASE について】
「JAM BASE」は、多様な人々が集い交わることで、アイデアやイノベーションが生まれることを目指す、「グラングリーン大阪」の中核を担う施設の総称です。
https://jam-base.com/jp/
【 【事例紹介】ボーネルンドのあそび環境づくり:「あそび」をソリューションに。 】
・子どもの「あそび」を保証:親子の室内あそび場「キドキド」を開発・運営(2004 年~)
2000 年代に入り、子どもが外で遊べる環境・機会が減少し、体力低下が社会課題となったことを受け、当社は子どもが存分に身体を動かして遊べる「キドキド」を2004 年にオープンしました。あらゆる運動能力の土台となる、走る、跳ぶ、転がるなど36 の身体の基本の動きを、あそびの中で自然に体験できるよう設計しています。0~12歳までの子どもと保護者があそびの楽しさを知り、あそびにのめりこむことができるよう、あそびのプロ・プレイリーダーが、あそびの提案を行っています。その結果、心も体もあたまも健康に育めるように取り組んでいます。現在、全国16 ヶ所のキドキドを含む当社運営のあそび場は、年間180 万人以上にご利用いただき、地域の親子のつながりをサポートする子育てコミュニティの役割も担っています。
・屋外あそび場を併設した、新しい公園を提案:「ボーネルンド プレイヴィル」を開発・運営(2015 年~)
日本の公園は、遊具の撤去や利用上の制限が増えたことで、子どもの多様なあそびを創出する場、また多世代が集う地域コミュニティ創造の場としての機能を失いつつあります。子どもたちが安心して自由に、屋外の自然を感じられるあそび場を提供するため、新しい形の公園「プレイヴィル」をつくりました。当社が地方自治体および地域事業者と連携して公園を再開発・運営する全天候型のあそび施設です。屋内外のあそび場を起点として、赤ちゃんから大人まで地域住民の交流の場としても活用されています。
・ボートレース場を、地域に開かれた場所に:「BOAT KIDS PARK モーヴィ」を協働開発(2019 年~)
ボートレース振興会は、「ボートレース場を地域住民の身近な施設に」をミッションとしていましたが、限られた方にしか利用されていませんでした。そこで、当社はボートレース振興会と協働し、楽しくて毎日でも行きたくなる場所、地域のご家族の交流が自然と生まれるあそび場「モーヴィ」を開発しました。ボートレース場の風景は一変し、連日、家族連れでにぎわいをみせています。「モーヴィ」は、現在全国9 カ所に広がっています。
・小学生の放課後の居場所づくり:子ども屋内あそび場 「ぐりんぐりん」をプロデュース(2022年~)
愛知県春日井市では、核家族化や共働き家庭の増加など子育て環境が変化し、小学生が放課後に過ごせる環境整備のニーズが高まっていました。こうした状況をふまえ、公園の中にある施設内に、屋内あそび場「ぐりんぐりん」を開発しました。乳幼児とその保護者が遊んだり、交流できるだけでなく、小学生の子どもが放課後に過ごせる場所となるよう、当社がプロデュース。一年間でのべ約 14 万人に利用されています。
ボーネルンドは、あそびを通して子どもの健やかな成長に寄与するため1981 年に設立し、一貫して“あそびの道具と環境”を提供する事業を展開。一般家庭へ向け、子どもの成長に必要な生活道具としての“あそび道具”を提案、全国54 ヶ所で店舗を展開しています。同時に幼稚園や保育園、公園などで、高品質な大型遊具や教育道具の提供を含めたあそび環境の開発を行っており、現在までに手掛けた実績は国内約3 万5 千ヶ所まで拡大しています。また、2004 年からは、子どもが遊ぶ機会を増やすために、親子一緒に様々なあそびを体験できる屋内あそび場「キドキド」事業をスタートし、現在では「プレイヴィル」「PLAYLOT」を含む直営のあそび場 全国21 ヶ所、年間約180 万人以上の親子にご利用いただいています。さらに「キドキド」のノウハウを取り入れた自治体のあそび場を全国に70 ヶ所以上開発し、街の活性化にも寄与しています。