「 Marunouchi Street Park 2024 Summer 」7月25日より開催|乃村工藝社は空間デザイン・施工・運営を担当しました
過去最大規模、丸の内仲通りの今後のあり方や活用方法 を検証する社会実験
「Marunouchi Street Park」は、2019年にはじまった丸の内仲通りの今後のあり方や活用方法を検証する社会実験で、丸の内仲通りという道路空間の積極的な活用や滞留空間を創出し「ウォーカブルなまちづくり」に寄与する取り組みです。11回目を迎える今回は、実施範囲を前回の3ブロック(約300m)から大幅に拡大し、5ブロック(約500m)に及ぶ都心の道路空間に24時間交通規制をかけ、広場・公園的空間に転換します。
主な当社担当エリア
今回の「Marunouchi Street Park」のテーマは「i - m a - i(アイマイ)」。歩道と車道・屋内と屋外・街路と広場・日常と非日常・自分と他人の境界をあいまいにし、すべてがまじわり共存していく空間をデザイン。人と人の間に存在する“ma(間)”の空間を意識し緩やかな交流ができるようなコンテンツが展開されます。また、芝生が広がるピクニック空間や、音楽・スポーツ・ウェルネスをはじめとする様々なアクティビティ※を体験いただけます。
※会期中、体操ニッポンとコラボした特別イベントやサステナビリティを意識した期間限定の施策も開催。詳しくはこちら。
https://marunouchi-streetpark.com/
丸の内仲通りの直線を活かしたロングテーブルや、歩車道部分を一体的に活用したベンチカウンターを設置。ワーク、ランチ、友人との談笑など、訪れた人次第で過ごし方が変化する空間を創出。レンタル木材を使用したベンチを設置し、会期終了後は丸の内仲通りを離れ様々な製品として再利用されるSDGsな取り組みにもチャレンジします。
ピクニックセット(ピクニックシートやライト等)の無料貸出しも行い、オフィス街の真ん中でピクニックが楽しめる空間となります。平日の夕方以降には健康促進のため、芝生上でのストレッチ教室など心身ともにリフレッシュできるイベントも実施。
※ストレッチ教室は事前予約や準備物はございません。
通りの車両止めポールを活用した、ベンチテーブルを設置。歩車道の境界線を曖昧にし、新緑の下でくつろげる空間を創出。広場的空間作りを意識し、21mの丸の内仲通りの道幅に一体感がでるようデザインしています。
プロジェクト担当者
今回もデザイン上でいくつかの実験に取り組んでいます。一つが、道路空間においても公園のように来訪者それぞれが心地よい「人と人の間のma(間)」=パーソナルスペースをどのようにつくるか?です。パーソナルスペースは文化や個人の感覚、対峙する人との関係性によって異なります。例えば一つのロングテーブルの奥行を徐々に変えることで対面距離の選択肢を増やしました。多様な人が集う丸の内において、皆さまのお気に入りの間が見つかればと思います。
当社は今回も運営まで総合的にお手伝いしています。期間中、来訪者の方が安心して楽しく過ごしていただける空間を提供してまいります。
イベント概要
イベント名 : Marunouchi Street Park 2024 Summer
実施日時 : 2024年7月25日(木)~8月18日(日)11:00~21:00(最終日は20:00まで)
実施場所 : 丸の内仲通り(特別区道千第114号・第119号) ※初の5ブロック開催
Block1:丸ビル・郵船ビル・三菱商事ビル前 / Block2:丸の内二丁目ビル・丸の内仲通りビル前 / Block3:丸の内パークビル・明治安田生命ビル前 / Block4:新東京ビル・丸の内二重橋ビル前 / Block5:新国際ビル・国際ビル前
主催 : Marunouchi Street Park 2024 実行委員会
(構成団体:特定非営利活動法人 大丸有エリアマネジメント協会(リガーレ)/一般社団法人 大手町・丸の内・有楽町地区まちづくり協議会/三菱地所株式会社)
後援 : 千代田区、東京都
空間デザイン・施工・運営 : 株式会社乃村工藝社、NAKED, INC.
企画協力 : 三菱地所プロパティマネジメント株式会社
公式ホームページ : https://marunouchi-streetpark.com/