RIZAPグループ株式会社(代表取締役社長 瀬戸 健、本社:東京都新宿区)の連結子会社であるRIZAP株式会社(以下、RIZAP)が運営するコンビニジム「chocoZAP(チョコザップ)」では、無人かつ24時間365日営業
※1と、店舗清掃やマシンメンテナンスの実施、どちらも両立するサステナブルな事業の在り方を模索する中で、会員に運営の一部をお手伝いいただくサポート会員制度を試験導入してまいりました。サポート会員とは「フレンドリー会員」や「セルフメンテナンス会員」の総称です。この度、運用体制やルール等において利用者・事業者・社会の”三方良し”となるスキームを確立したため、本格展開を開始することをお知らせいたします。
サポート会員とは、スキマ時間で清掃やメンテナンス等の店舗運営をお手伝いいただき、その回数や内容に応じてchocoZAP月額の割引やギフトカードの進呈等の特典を受けることができる認定制の特別な会員制度です。chocoZAPでは、今後も多くの方々に快適にご利用いただける無人運営のサステナブルな在り方を追求してまいります。
※1:一部、テナント規制により 24時間営業ではない店舗・休館日がある店舗もございます。
■サポート会員(フレンドリー会員・セルフメンテナンス会員)発足の背景
chocoZAPは「簡単、便利、楽しい」をコンセプトとする無人ジムです。コロナ禍の2022年7月にブランド開始しました。無人という特性によりリーズナブルな価格でのサービス提供が成立するため、これまでフィットネスジムが少なかった過疎や少子高齢化が進むエリア等、全国津々浦々に1,755店舗
※2を出店し、会員数130.1万人
※3へ急成長を遂げることができました。
しかし急成長の一方で課題も出てまいりました。例えば、長時間・高頻度でマシン利用があり、着替え・靴の履き替え不要であるが故にマシンや床等に傷や埃、汚れが発生しやすく、劣化が早いという点です。また故障や不具合を運営側が検知しづらく、迅速な対応が難しいという点もあります。
そこで無人運営と安全・快適な店舗環境の両立を模索する中で、普段からご利用いただいている方々に運営のお手伝いをお願いする制度を試験導入しました。それが清掃や備品補充等の活動を担っていただく「フレンドリー会員」や、マシンメンテナンス活動を担っていただく「セルフメンテナンス会員」です。chocoZAPの一般会員の中から志願いただいた方にお手伝いをお願いする認定制のシステムとして確立し、その活動回数や内容に応じて月額の割引やギフトカード等の特典をお渡しするスキームで運用を行っております。サポート会員は2025年1月20日時点で登録者数3万8千人を突破しており、chocoZAPの事業運営に大きく寄与しております。
※2:2024年11月14日時点
※3:2024年11月15日時点
■お客様共創モデル「chocoZAP流シェアリングエコノミー」がもたらす”三方良し”となる新しい価値
サポート会員には、ご自身のスキマ時間・スキルをchocoZAPのお掃除やマシンメンテナンス等の店舗運営のお手伝いに充てていただきます。その謝礼として月額の割引やギフトカードを受け取ることができます。これにより、自身が利用する店舗が快適になり、chocoZAPへの愛着やロイヤリティの向上が見込まれます。同時にRIZAPは清掃面・メンテナンス面における自浄作用が働くことでローコストオペレーションを実現し、リーズナブルな価格でのサービス提供を可能にしております。さらに、快適なサービスを多くの方々に提供できることで顧客エンゲージメントの向上や、人手不足に則した事業推進にもつながります。また、サポート会員にとっては「誰かの役に立っている」というプレゼンスの実感から社会貢献や自己実現、ひいては孤立抑制にもつながり、社会性のあるスキームとして運用しています。
■フレンドリー会員・セルフメンテナンス会員の特徴
男女比(2025年1月20日時点)
お掃除等を担っていただくフレンドリー会員は女性の方が多く、マシンメンテナンスを担っていただくセルフメンテナンス会員は男性が多い傾向にあることが分かります。
フレンドリー会員の性年代特徴(2025年1月20日時点)
・女性においては40代-50代が約60%を占めます。子育て等が落ち着き、時間や気持ちに余裕ができたことで、地域社会への参画意欲の高まりが推測されます。
・男性においても40代-50代で50%を超えています。家計において支出の高い年代であることから節約志向等も考えられます。
セルフメンテナンス会員の性年代特徴(2025年1月20日時点)
・セルフメンテナンス会員は男女ともに40代以上が多い傾向があります。(男性 の75.2%、女性 の72.0%が40代以上)
・男性においては16.9%が60代以上である点もポイントです。
マシンメンテナンスという自身のスキルで貢献いただく内容であることから、従来は会社員等で勤務していた方が時間等に余裕が生まれ、社会参画の一部としてchocoZAPを捉え、他者や地域社会への貢献欲求の表れが推測されます。
■フレンドリー会員のお声
chocoZAPフレンドリー会員へのインターネット調査 n=248 調査期間:2025年1月9日~2025年1月14日
フレンドリー会員として既に店舗運営に携わっている方々へのアンケートによると、85.9%の方が「お得に通えて嬉しい」と答えており、お手伝いに対する割引への満足、あるいは納得が伺えます。
また「トレーニングの後にちょこっとお掃除するだけで、他の会員さんも気持ち良くトレーニングが出来る環境作りが出来たら嬉しい」、「フレンドリー会員になってからchocoZAPに行く回数が増えました。 自分の使うジムを綺麗な状態に保ちたい」というポジティブな意見を得ることができました。
こうした結果から、chocoZAPのお客様共創モデルは満足度向上だけでなく、習慣的にchocoZAPへ通い、運動するきっかけに繋がり運動習慣の定着への貢献、ひいては健康増進への寄与にもつながっている可能性が分かります。chocoZAPは今後も健康寿命の延伸や誰もがウェルビーイングを実感できる社会の実現を目指し、あらゆる地域において持続可能な事業の推進を行なってまいります。
■「chocoZAP(チョコザップ)」概要
〇コンセプト:「簡単」、「便利」、「楽しい」
〇店舗数:1,755店舗
※2
〇利用料金:月額3,278円(税込)
〇特徴
2022年7月にスタートした「chocoZAP」は、「1日5分のちょいトレ・健康習慣プログラム」の開発や、運動のみにとどまらず「美容」「ライフスタイル」「エンターテイメント」など様々な分野のサービス展開を行っており、全国で1,755店舗
※2、会員数は130.1万人
※3を突破し、国内フィットネスジム会員数日本一
※4を達成しています。「日本中のあらゆる人の声に寄り添い、健康で活力に溢れた社会にコミットし続けることができるサービスをご提供する」ことを目標に、より幅広いお客さまにとって身近な存在として、毎日の生活の中で健康増進に貢献するインフラ的な存在になっていくことを目指しています。
URL:
https://chocozap.jp/
※2:2024年11月14日時点 ※3:2024年11月15日時点 ※4:RIZAP株式会社調べ。在籍会員数を公表しているスポーツジム各社の公表値及び非公表社は売上等から推計値の比較。(2023年11月調べ)詳細はこちら(https://lp.chocozap.jp/note-03/)