RIZAPグループ株式会社（本社：東京都新宿区、代表取締役社長：瀬戸 健）の連結子会社であるRIZAP株式会社（以下「RIZAP」）は、生涯スポーツの代表格であるマラソンやウォーキングの愛好家（市民アスリート）にも季節や天候に関係なく練習やストレッチができる場として、コンビニジム「chocoZAP（チョコザップ）」を積極的に提案しております。

　手軽にできるランニング・ウォーキングは人気が高い生涯スポーツです。しかしトレッドミル（室内ランニングマシン）を使って室内で行う「中ラン派」や屋外で行う「外ラン派」など、スタイルが分かれる傾向があります。そこでRIZAPではchocoZAP会員様を対象に、中ラン派と外ラン派に関する調査を行いましたので発表いたします。

▼RIZAPグループ プレスリリースはこちら
https://www.rizapgroup.com/news/detail?topics_id=1339

サマリー
【1】外ラン派・中ラン派 調査概要
【2】中ラン派vs.外ラン派、どっちが多い？！女性の約7割が中ラン派、男性の約●割が外ラン派
【3】時間帯調査：中ラン派 約3割が「平日夕」、外ラン派5割が「●●」
【4】気象要因に支持を集める中ラン派、キーワードは効率、マイペース
【5】中ラン時の過ごし方（娯楽）、音楽鑑賞と動画系メディアが人気、約3人に1人がタイパ重視
【6】マニアック!?中ラン時の娯楽、意外な回答とその理由
【7】外ラン派の理由、「自然や外の空気の気持ちよさ」「飽きない」「移動」に支持が集まる
【8】外ランを「今日はやめておこう」と思う理由ランキング、1位は暑さか？雨か？体調か？
【9】どれくらいの雨で外ランやめる？1ミリ単位で調査！結果4割以上が●ミリと回答
【10】暑さ何°C以上で外ランやめる？6割が気温●●°Cと回答
【11】夏バテ予防に有酸素運動が効果的！その理由は？（新宿三丁目メディカルクリニック 木村医師）
【12】まとめ




【1】外ラン派・中ラン派 調査概要

　室内でのランニング・ウォーキングを「中ラン」、屋外でのランニング・ウォーキングを「外ラン」と総称し、中ラン派・外ラン派の実態やそれぞれの魅力についてchocoZAP会員を対象に調査を行いました。

・chocoZAP会員様を対象にRIZAPグループが行ったオンライン調査
・調査期間：2025年5月10日～2025年5月15日
・有効回答数：7,670




【2】中ラン派vs.外ラン派、どっちが多い？！女性の約7割が中ラン派、男性の約●割が外ラン派



　chocoZAP会員様の中でも屋外での「外ラン」を常としている人もいれば、室内での「中ラン」を常としている人、また中と外をミックスしている人もいらっしゃいます。しかし中ラン派（「両方だが、どちらかというと中ラン派」を含む）が過半数である点はchocoZAP会員様ならではの運動スタイルと言えるでしょう。

　また男女別で見ると、中・外それぞれに有意差があります。中ラン派は男56.3%に対して女69.6%であり、13.3ポイントの差があります。また外ラン派は男40.6%に対して女25.9%という結果となりました。


【3】時間帯調査：中ラン派 約3割が「平日夕」、外ラン派5割が「●●」



活動時間帯「その他」回答
※多数につき特徴的な一部の回答を紹介します。趣旨を変えない程度にRIZAPにて整文しております。

中ラン派	外ラン派
・雨の時 ・暑くて外は熱中症が気になる時 ・外でウォーキングできない時 ・買い物ついで ・筋トレのついでに ・ヨガ教室の帰り ・子どもの習い事の送迎待ち時間 ・夜勤上がりの帰宅途中の早朝 ・平日・休日問わず、トレーニングすると決めている日 ・深夜の誰もいない時間帯 ・皆が仕事している時間帯が空いていて良い	・旅先 ・ショッピングやカフェ、話題のお店めぐり ・通勤 ・娘との貴重なコミュニケーションとして（週末・休日、スキマ時間） ・妻と会話しながら（週末・休日） ・食べ過ぎたと思った時（スキマ時間） ・夜、家事が片付いて、風呂の前に時間ができた時 ・家族のデイサービスを利用している平日午後 ・chocoZAPの往復として外をウォーキングしている ・ウォーキングアプリで、あと少しで特典がもらえる時 ・日差しが少ない時間帯（明け方、夕方以降）

　中ラン派、外ラン派、それぞれに、どの時間帯で実施しているかを尋ねたところ、中ラン派、外ラン派ともに「週末・休日」の回答数が最も多い結果となりましたが、2番目、3番目にそれぞれの特徴が顕著に表れています。中ラン派2番目は「平日夕」でした。仕事帰りなどの時間帯でchocoZAP等の施設を使って中ランをしている様子が推測できます。その他の自由記載では、雨の日や暑い日という特徴的な回答が多数あったほか、「子どもの習い事の送迎待ち時間」というスキマ時間を活用したちょいトレとして実践しているケースも見受けられました。

　一方で、外ラン派2番目が「平日朝」でした。朝、仕事の前などで走ったり歩いたりして1日をスタートしている様子が伺えます。その他の自由記載には、「通勤」という回答や「chocoZAP店舗の往復」という回答も複数あり、来館前後をウォーキングやランニングのトレーニングとして実践している方々もいらっしゃいました。


【4】気象要因に支持を集める中ラン派、キーワードは効率、マイペース



中ラン派「その他」回答から見る、中ラン派が大切にしていること
※多数につき特徴的な一部の回答を紹介します。趣旨を変えない程度にRIZAPにて整文しております。

・空調が効いているので真夏や真冬でもできる ・好きな映像を見ながら苦しさを忘れて没頭できる ・すれ違う人に顔を見られない ・汗をかいても誰かに見られなくて安心 ・知り合いに会う心配がない ・トイレに行きたくなっても近くにあるから安心 ・しんどくなったらすぐに休めるから ・女性からすると防犯的に良い ・一定のペースを保ちやすい ・膝に負担が少ないから※1 ・筋トレした後にランすることでダイエット効果が上がること※1

※1：個人の感想です。全ての方に同様の効果を保証するものではありません。

　中ランに支持を集める理由は「天候や気候に左右されないから」が圧倒的に多く81.8%、次いで「ジムで他のトレーニングマシンも使えるから」60.4%、「距離や速さ、傾斜、負荷などを管理しやすいから」、「動画などを見ながらできるから」という順でした。このことから中ラン派は効率を重視し、マイペースかつ着実に自分らしく物事を遂行する性格が推測されます。それは天候や気候などの外部要因で左右されることなく、距離や速さ傾斜を着実に遂行したいという点、他のマシンも一緒に使える点、中ランしながら動画閲覧もできるというタイパを求める点に表れています。

　また「その他」回答にも注目です。中ラン派は室内実施であることからトイレが近くにあること、防犯的の観点から安全安心に重きを置いていることが推測できます。

　また、「汗をかいても誰かに見られなくて安心」「知り合いに会う心配がない」「すれ違う人に顔を見られない」などのコメントからは、「シャイな性格」も垣間見ることができます。


【5】中ラン時の過ごし方（娯楽）、音楽鑑賞と動画系メディアが人気、約3人に1人がタイパ重視


　中ランはスマホやタブレットなどを見ながら行える点が、外ランとの大きな違いです。そこで、中ラン時の娯楽について尋ねたところ、1位は音楽鑑賞で53.6%と過半数となりました。2位以降には、「YouTubeを見る」やドラマ、映画、アニメなどの映像や、学習メディアなど、映像系のコンテンツが並んでいます。外ラン時には映像系コンテンツを見ることは難しいため、中ランならではの魅力と言えるでしょう。またその理由としては「気分が上がる、楽しい、元気が出るから」が最多であったものの、「時間効率が良い」というタイパを重視する回答も得られました。


世代別にみる、中ラン時の過ごし方（娯楽）（複数選択可）



中ラン時の娯楽「その他」
※多数につき特徴的な一部の回答を紹介します。趣旨を変えない程度にRIZAPにて整文しております。

映像・音楽系サービス例	・Netflix ・Amazon Prime Video ・U-NEXT ・TVer ・Disney+ ・radiko ・iTunes ・Spotify ・Audible ・Voicy ・ポッドキャスト ・stand.fm　等
ジャンルやコンテンツ	・K-POP ・韓流ドラマ ・筋トレコンテンツ ・アニメ鑑賞、アニメソング ・ボカロ（ボーカロイド） ・刑事ドラマ ・昭和歌謡 ・アイドル ・アラフォー向けのプレイリスト　等
その他	・Udemy（E-ラーニング） ・NHKラジオの語学番組 ・野球観戦 ・格闘技 ・chocoZAPの館内BGMが気に入っている　等

※本プレスリリースに掲載の会社名及びサービス名・製品名・アーティスト名・曲名等は、各社の商号、商標または登録商標です。


【6】マニアック!?中ラン時の娯楽、意外な回答とその理由

・サンボマスター「できっこないを やらなくちゃ」はダイエットのモチベーションになる（40代女性） ・Netflixで映画やドラマを見ていますが、サスペンス系は突然音が大きくなったり小さくなったりするので、運動しながら見るには不向きだと分かりました。コメディがオススメ（40代女性） ・LDH JAPANのライブ映像は、実際に行ったものを見るとテンション上がる（50代女性） ・メンタリスト「DaiGo」の動画、人生に役立つ知識をインプットしやすい（30代男性） ・ディズニーランドのパレード動画がちょうど15分くらいの長さなので、終わるまで頑張れる（50代女性） ・アイドルのダンス動画は見惚れているうちに時間が経つので好き（40代女性） ・K-POPアイドルの曲を聴くと、ストイックな彼ら彼女らみたいに頑張ろうと思える。気分も上がる（20代女性） ・NHKの連ドラは、15分単位なので区切りやすく、かつ100話くらいあり長いので続けられる（50代男性） ・スマホゲームFGO(Fate/Grand Order)のロストベルトシナリオ攻略は、終盤のストーリー展開と戦闘がしんどいので強制的にプレイできる時間を作れる（40代女性） ・Spotifyでアラフォーランニングなどテンションが上がる曲のプレイリストを再生（40代女性） ・テンションが高い系だとつられて早めに歩けて良い（40代女性） ・字幕が付いていて、話数が多いアニメ、「Dr.STONE」など（50代男性） ・中島みゆきの曲を口ずさみながら走るのが好き（60代男性） ・ランニング用のマイベストプレイリストを作成している（60代男性） ・好きな曲ばかりもいいですが、自分の知らないプレイリストなどの方が新鮮さがあって飽きにくい（20代男性） ・ミュージカル「ジェイミー」の「THE WALL IN MY HEAD」徐々に盛り上がっていく曲調が合う（50代女性） ・亀井聖矢さんのピアノコンチェルトが時間的にちょうど良い（60代女性） ・よく知っている曲で、何分か把握していると「この曲が終わったら7分歩いた」みたいになる（30代女性）

　ランニング・ウォーキングのスタイルは千差万別です。中でも、「その他」の具体的回答には各人の趣味嗜好が顕著に表れる結果となりました。また動画や音楽の時間を目安に運動しているという回答が多数あったことも特徴です。トレッドミルは人気マシンであるため、混み合う場合は15分を目安に譲り合ってご利用いただけるようchocoZAP館内POP等で案内しています。15分のコンテンツをタイマー代わりにしている方々が多いことが分かりました。

※本プレスリリースに掲載の会社名及びサービス名・製品名・アーティスト名・曲名等は、各社の商号、商標または登録商標です。


【7】外ラン派の理由、「自然や外の空気の気持ちよさ」「飽きない」「移動」に支持が集まる



外ラン派「その他」の回答
※多数につき特徴的な一部の回答を紹介します。趣旨を変えない程度にRIZAPにて整文しております。

・標高差など負荷があるから ・ウォーキング中にショッピングやカフェに寄ったりできるから ・スマホでゲームを行うため（ドラクエウォークなど） ・マラソン（レース）の練習のため ・目的地でビールが飲めるから ・自然観察のため

【8】外ランを「今日はやめておこう」と思う理由ランキング、1位は暑さか？雨か？体調か？


　外でのランニング・ウォーキングについて、「今日はやめておこう」と思う理由を尋ねたところ、「天気が悪い日」が90.4%、次いで「体調があまり良くない日」57.5%、暑い日、寒い日という回答が得られました。その他の回答には、「前日のお酒が残っている日」や「仕事が遅くなった日」「紫外線が強い日」などの回答がありました。


【9】どれくらいの雨で外ランやめる？1ミリ単位で調査！結果4割以上が●ミリと回答


　一般的には、降水量1mmは軽く濡れる程度、2mmくらいから傘をさすと言われています。外ランを「やめておこう」と思う降水量は1mmが最多であることから、「少しでも雨が降っていたらやめる」という方が多く、約半数にのぼることが分かります。


【10】暑さ何°C以上で外ランやめる？6割が気温●●°Cと回答


　外ランについて「今日はやめておこう」と思う理由の3位に「暑い日」47.7%がありました。では何°Cから「今日はやめておこう」という思いになるのでしょうか？具体的な気温を探るべく、2度刻みで調査をしました。

　結果、1位は「30°C以上」で24.9%、2位は「26°C以上」で18.0%、次いで「気温ではなく、体感」という回答が16.3%でした。気象庁では最高気温が25°C以上で「夏日」、30°C以上で「真夏日」、35°C以上で「猛暑日」と定義※2していることから、「真夏日」が外ランをやめる一つの目安となっていることが分かります。

※2：気象庁｜気温について　https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/faq/faq3.html　（最終確認日2025年6月5日）


【11】夏バテの予防に有酸素運動が効果的！その理由は？（新宿三丁目メディカルクリニック 木村医師）

　暑い日が続くと、倦怠感や食欲不振、寝不足によって疲れが取れないなど夏バテの症状に陥ることがあります。夏バテ予防には栄養バランスの取れた食事、質の良い睡眠、適度な運動を心がけることが重要です。特に有酸素運動がおすすめです。

　その理由は自律神経にあります。

　人は暑さを感じると、汗をかくことで体温を調整します。発汗は自律神経（交感神経）の働きによるものです。しかし暑さによって自律神経（交感神経・副交感神経のバランス）が乱れると、発汗調整がうまくいかず、脱水が起こりやすくなったり、体温調節がうまくできなくなるなどして夏バテの症状を引き起こします。そのため、自律神経のバランスを整えることが重要です。

　ウォーキングやランニングといった有酸素運動は、深呼吸によって血行促進につながり、筋肉の緊張をほぐし、リラックス効果が高まることで、自律神経のバランスを整えるのに効果的です。

　しかし暑い日に外で有酸素運動をするのは熱中症のリスクがあります。そのため空調の効いたジムで有酸素運動を行うことが良いでしょう。適度な運動を取り入れて暑い夏を健やかに乗り切りましょう。




新宿三丁目メディカルクリニック
院長　木村 祐子 医師




【12】まとめ

　コンビニジム「chocoZAP」では、135.0万人（2025年5月15日時点）の会員様にご利用いただいており、今回はその会員様を対象に、ランニング・ウォーキングにまつわる調査結果をまとめたものです。　ウォーキング・ランニングは市民スポーツの代表格です。しかし中ラン派（室内のトレッドミル愛好家）と外ラン派（屋外のウォーキング・ランニング愛好家）の両方のスタイルを深掘りした調査はそれほど多くなく、この度はユニークな調査結果を得ることができました。

　chocoZAPではこうした顧客への調査やデータを経営資産として活用しています。これらはサービス開発、出店戦略、マーケティングにおいても重要です。例えば店舗密集エリアでの共存要因や、店舗が少ないエリアでの成功要因の分析などが挙げられます。このように調査結果やデータを活用し、あらゆる条件において盤石で持続的な事業成長へと役立ててまいります。


■「chocoZAP(チョコザップ)」概要

〇コンセプト：「簡単」、「便利」、「楽しい」
〇店舗数：1,799店舗※3
〇利用料金：月額3,278円(税込)
〇特徴
　2022年7月にスタートした「chocoZAP」は、「1日5分のちょいトレ・健康習慣プログラム」の開発や、運動のみにとどまらず「美容」「ライフスタイル」「エンターテインメント」などさまざまな分野のサービス展開を行っており、全国で1,799店舗※3、会員数は135.0万人※4を突破し、国内フィットネスジム会員数日本一※5を達成しています。「日本中のあらゆる人の声に寄り添い、健康で活力に溢れた社会にコミットし続けることができるサービスをご提供する」ことを目標に、より幅広いお客さまにとって身近な存在として、毎日の生活の中で健康増進に貢献するインフラ的な存在になっていくことを目指しています。
URL：https://chocozap.jp/
※3：2025年5月15日時点　※4：2025年5月15日時点　※5： RIZAP株式会社調べ。在籍会員数を公表しているスポーツジム各社の公表値及び非公表社は売上等から推計値の比較。(2023年11月調べ）詳細はこちら（https://lp.chocozap.jp/note-03/）