高知大学医学部附属病院に新病棟(D棟)が完成 ― 南海トラフ地震に備えた免震構造、小児科フロアには患者の心を癒すホスピタルアート



高知大学ではこのたび、医学部附属病院(高知県南国市)新病棟(D棟)の建て替え工事が完了し、2月8日に記念式典および内覧会を開催。関係者ら約120人が出席したほか、多くの地域住民も集い、新病棟の完成を祝った。なお、新病棟は2月22日から運用が開始されている。




 国立大学法人高知大学では2011年度から、「地域に密着した先端医療の推進と医療人材の育成」を目的として医学部附属病院の再開発事業を進めている。

 このたび、第二期工事として行われていた新病棟(D棟)の建て替え工事が完了。同病棟は南海トラフ地震に備えた免震構造の地上9階建てで、延べ面積約18,800㎡、334床を有し、約半数の146床が個室となっている。また病棟内の各階のエレベーターホールや小児科のフロアには、イラストレーターの小笠原まきさんによるホスピタルアートが施されており、患者の心を癒す効果が期待される。

 完成に伴い2月8日、関係者ら約120人が出席して記念式典が執り行われた。
 まず花﨑和弘病院長の開式の辞、受田浩之学長の挨拶の後、文部科学省大臣官房文教施設企画・防災部計画課整備計画室長の小林克嘉氏と、南国市の平山耕三市長が祝辞を述べた。
 次に施設概要の説明があり、病棟建設に尽力した企業およびホスピタルアートを制作した小笠原さんに感謝状を贈呈。続いて祝電が披露された後、テープカットが行われた。

 その後には内覧会が行われ、関係者らは足を止めてホスピタルアートを鑑賞しながら病棟内を見て回った。
 また、最後には餅まきが行われ、多くの地域住民も集って新病棟の完成をともに祝った。

 同院では今後も、中央診療棟など3棟を順次改修予定。2028年度までの完了を目指している。

●高知大学医学部附属病院HP
 https://www.kochi-u.ac.jp/kms/hsptl/news/detail.html?id=3456
●高知大学医学部附属病院再開発HP
 https://www.kochi-u.ac.jp/kms/kmshr/


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