メタル電線事業の再編で、子会社間の吸収合併と商号変更を実施

 古河電気工業株式会社(本社:東京都千代田区大手町2丁目6番4号、代表取締役社長:森平英也)の完全子会社である古河電工産業電線株式会社(本社:東京都荒川区東日暮里六丁目48番10号)は、メタル電線事業の再編の一環として実施する当社子会社間の吸収合併にともない、4月1日に古河電工メタルケーブル株式会社(TM)へ商号変更します。

■背景
 国内メタル電線市場が変化する中で、当社グループは選択と集中を進め、ポートフォリオの転換を図りながら、差別化商品や優位技術による将来が期待できる製品を生み出してきましたが、人材不足や設備老朽化などの課題も顕在化しています。
 このような状況において、当社グループはこれらの課題を解決し、多様化・高度化するニーズに迅速に対応するため、メタル電線事業にかかわる部門を統合することを決定しました。

■内容
 4月1日付で当社完全子会社である株式会社KANZACCを消滅会社、古河電工産業電線株式会社を統合および存続会社とする吸収合併を実施するのにともない、古河電工産業電線は古河電工メタルケーブルへ商号変更します。この統合により、商圏・商流の活用による販路拡大、各社の優位技術を生かしたお客様の課題解決、そしてリソースの効率的な配分による競争力強化などのシナジー効果を最大化し、当社グループ全体の企業価値向上を目指します。なお、現在の古河電工産業電線とKANZACCの営業・生産拠点、およびメールアドレスに変更はありません。

古河電工メタルケーブル株式会社の概要
会社名 古河電工メタルケーブル株式会社
代表者 徳田 繁
設立年月日 2025年4月1日
本社所在地 東京都荒川区東日暮里6-48-10
事業内容 各種電線、電気機械器具、めっき加工品、金属管・コルゲートの製造販売
資本金 450百万円
大株主および持株比率 古河電気工業株式会社 100%

今後の予定
 2025年10月1日を効力発生日(予定)として、当社を分割会社、古河電工メタルケーブルを承継会社とする吸収分割により、当社ファイバ・ケーブル事業部門におけるメタル電線にかかわる開発、製造および販売に関する事業を承継する予定です。また、同日を効力発生日として、当社完全子会社である理研電線および岡野電線を分割会社、古河電工メタルケーブルを承継会社とする吸収分割により、理研電線のメタル電線事業、および理研電線と岡野電線がそれぞれ保有するメタル電線事業にかかわる子会社株式を承継する予定です。詳しくは以下をご参照ください。


 なお、当社は2026年までにブランドロゴおよびブランドスローガンを含む新コーポレートアイデンティティに切り替える予定ですが、古河電工メタルケーブル株式会社は当社に先行して本ブランドロゴおよびブランドスローガンを使用します。

古河電工グループブランドロゴとブランドスローガンロゴは古河電気工業株式会社が商標登録出願中です。
 
古河電工グループブランドロゴ・ブランドスローガン

(注)「古河電工メタルケーブル株式会社」は古河電気工業株式会社が商標登録出願中です。

関連ニュースリリース
メタル電線事業に係るグループ内組織再編に伴う会社分割(簡易吸収分割)等のお知らせ
https://www.furukawa.co.jp/release/2024/kei_20240711_2.pdf
コーポレートアイデンティティを一新
https://www.furukawa.co.jp/release/2025/kei_20250303.html

■古河電工グループのSDGsへの取り組み
当社グループは、国連で採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」を念頭に置き、2030年をターゲットとした「古河電工グループ ビジョン2030」を策定して、「地球環境を守り、安全・安心・快適な生活を実現するため、情報/エネルギー/モビリティが融合した社会基盤を創る。」に向けた取り組みを進めています。ビジョン2030の達成に向けて、中長期的な企業価値向上を目指すESG経営をOpen,Agile,Innovativeに推進し、SDGsの達成に貢献します。

古河電工グループのSDGsへの取り組み
https://furukawaelectric.disclosure.site/ja/themes/182

この企業の関連リリース

この企業の情報

組織名
古河電気工業株式会社
ホームページ
https://www.furukawa.co.jp/
代表者
森平 英也
資本金
6,939,500 万円
上場
東証プライム
所在地
〒100-8322 東京都千代田区大手町2丁目6番4号常盤橋タワー
連絡先
03-6281-8500

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