タウ、株式会社大晃商事と「リサイクルタウン」パートナーシップを締結

~自動車の循環利用、適正リサイクルの促進を目指して~

損害車のリユース・リサイクルを推進する株式会社タウ(本社:埼玉県さいたま市、代表:宮本明岳)は、3月4日、使用済み自動車のリサイクル事業を展開する株式会社大晃商事(本社:秋田県潟上市、代表取締役社長:土門志吉)と共に、自動車業界の永続的で明るい未来と社会を構築するべく、自動車の循環利用、適正リサイクルの促進を目指した、「リサイクルタウン」パートナーシップを締結いたしました。
※事故や災害等により損壊した車両のこと

左:株式会社タウ 専務取締役 熊野真吾
右:株式会社大晃商事 代表取締役社長 土門 様

■パートナーシップ締結の経緯と目的
 昨今の環境政策における大きな潮流の一つに「カーボンニュートラル」があります。自動車業界においても、EVやハイブリッド車の増加、カーシェアの普及など、Co2削減を意識した多様な商品・サービスが展開されています。一方で、中古車販売店による保険金不正請求や違法解体による盗難車の助長、環境汚染など複数の社会問題も発生しています。
 当社はこれまで、台風被害等で発生した水害車の不正流通といった社会課題に対し、適正な修理を行い、販売時には独自の保証サービスを提供するなど、損害車の市場価値向上に努めてまいりました。そして、2024年1月には次なるステップとして、佐賀県みやき町に損害車の買い取り・鈑金修理・小売りに加え、当社初の解体工場を併設した一気通貫型の複合施設「スーパーカーテンダー九州」を開設いたしました。さらに、同年10月には同町において循環型社会を目指したまちづくり 「リサイクルタウン」の本格始動を開始いたしました。
 このような自動車の適正流通・循環型社会の実現へ向けた取り組みを全国へ広げるべく、当社と大晃商事社が連携し、秋田県内においても同様の取り組みを展開する運びとなりました。今回の締結により、自動車のリユース・リサイクルに関するノウハウとリソースを最大限に活用し、環境、経済、地域発展の多方面にわたる貢献を目指してまいります。

 締結式において大晃商事社の土門社長は「秋田で自動車リサイクル事業を創業し、今年で50年目になるが、自然環境の変容に伴う災害などをこれまで数多く経験してきた。本締結によって、相互の持つ力を組み合わせることで地球環境の変化に対応し、地域貢献の一助になりたい」と述べました。また、当社の熊野は「大晃商事社とは長年の良きビジネスパートナーであり、自動車のリユース・リサイクルという両者の共通する事業を活かして社会に価値を還元したいと考え、本締結に至った。大晃商事社と力を合わせ、近隣の企業・自治体の皆様とも手を取り合い、秋田県の地域経済や環境問題の解決へ貢献していきたい」と語り、両者の連携強化へ向けた意気込みを表明しました。
 今後当社は、大晃商事社との連携をさらに深め、自動車の適正流通および循環型社会の実現に向けた取り組みを秋田県で推進し、全国規模へと拡大してまいります。

■連携内容
(1)車両リユース・リサイクルフローの共同構築
 ①損害車の適正処理
 ・損害車リユースの啓蒙・推進
 ・適切な販路(トレーサビリティ)の確保
 ②修理・整備
 ・中古パーツの利用促進
 ・修復済み車両の適正販売(損傷箇所・修復方法等の情報の透明化)
 ③解体車(ELV)の適正処理
 ・リサイクル法や関連法令に則った適正かつ環境にやさしい解体・作業方法
 ・海外への中古パーツ販売(中古パーツの価値最大化)
 ・次世代の「適正」処理の構築・推進(希少資源の国内循環、EVバッテリーのリユース・
  リサイクル方法構築等) 

(2)官民連携プログラムの共同推進
 ①災害支援
 ・災害時の被災車両の引取、保管、リユース、廃車等、一連の処理活動
 ・上記支援活動における地方公共団体およびパートナー企業等への共同提案
 ②リサイクルタウンの推進
 ・地方公共団体および地場企業等への共同提案、プログラムの構築
 ③業界課題解決に向けた共同プログラムの推進・啓蒙
 ・使用済み自動車(特に次世代車)の適正処理方法の構築、推進
 ・カー・トリアージによるCO2削減量の研究、およびカー・トリアージの啓蒙
 ・自動車リサイクル業界における技能実習生の導入等
 ④業界各社へのソリューションの構築、共同提案

■株式会社大晃商事について
 「地域共生」・「地域貢献」を理念に、使用済み自動車の適正処理及び、リサイクル自動車部品販売・生産などの事業活動をつうじ、環境負荷の少ない自動車リサイクル事業の構築に取り組んでいます。資源の3R(スリーアール)の実践により、豊かな自然環境に抱かれた秋田県の地域環境保全に努め、次世代に豊かで住みよい社会を残せるように努めてまいります。

会社名: 株式会社大晃商事
本社所在地: 秋田県潟上市昭和大久保字北野蓮沼前山1-48
代表取締役: 土門 志吉
設立: 1975年3月
URL: https://daikou-s.com/

■株式会社タウについて
 日本では、年間約200万台もの廃棄車両が発生しています。当社は、このような産業廃棄物となり得る損害車を国内で買い取り、独自に構築したインターネットシステムを通じて世界126ヵ国以上へ販売しています。当社は世界規模での損害車リユース事業を通じて、価値があるのに不要とされるモノを必要な人へとつなげモノの命を循環させる、「循環型社会」の実現を目指しています。

会社名: 株式会社タウ 
本社所在地: 埼玉県さいたま市中央区新都心11-2 LAタワー10F
代表取締役: 宮本 明岳
設立: 1997年6月
売上高: 432億円(2024年9月期)
社員数: 607名(2024年9月末)
URL: http://www.tau.co.jp


本件に関するお問合わせ先
【本件に関するお問い合わせ】
株式会社タウ 広報部 
TEL:048-601-0820 
FAX:048-601-0850 
Mail:pr@tau.co.jp

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この企業の情報

組織名
株式会社タウ
ホームページ
https://www.tau.co.jp/
代表者
宮本 明岳
資本金
10,000 万円
上場
非上場
所在地
〒330-0610 埼玉県さいたま市中央区新都心 11-2LAタワー10F
連絡先
048-601-0811

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