金沢工業大学(石川県野々市市、学長:大澤 敏)は、学校法人浜松海の星学院 浜松聖星高等学校(静岡県浜松市、学校長:野村 賢一)と連携し、2025年6月13日(金)および20日(金)の2日間にわたり、同校の「情報Ⅱ」を選択履修している2年生を対象とした特別授業を実施します。
本授業では、スマートフォンで撮影した動画から人の動きをデジタルデータとして抽出し、3DCGソフト「Blender」やゲームエンジン「Unity」を使ってアバターを動かすことに加え、統計解析ソフト「R」を使って動作データの解析と可視化をするという、大学レベルの先端的な体験を高校生が実践します。
講師は、心理情報デザインの専門家である金沢工業大学メディア情報学部の伊丸岡 俊秀 教授が務めます。
本取組は、文部科学省が推進する高校教育のデジタル化「DXハイスクール」を大学が支援するもので、高大連携による取組となります。金沢工業大学の教授による本格的な大学講義を高校にて行う「出張授業」で、高校が目指す先進的なSTEAM教育の実践例となります。当日は、高校生がスマホで撮影した動画から"動き"を数値化し、アバターを操作します。
【講演会の概要】
タイトル :
デジタルツールで体の動き解析
日時:
第1日目 2025年6月13日(金)15:45~17:15
第2日目 2025年6月20日(金)15:15~16:45
場所:
学校法人浜松海の星学院 浜松聖星高等学校 情報処理室
(静岡県浜松市中央区蜆塚3丁目14−1)
対象:
浜松聖星高等学校 普通科 情報Ⅱ(選択科目)2年生 10名
講師:
金沢工業大学 メディア情報学部 心理情報デザイン学科 伊丸岡 俊秀教授
【日程・内容】
(第1日目)
6月13日(金)15:45~17:15
・モーションデータの活用とは?
・スマホで動画撮影→Blender・Unityでアバターを動かす!
(第2日目)
6月20日(金)15:15~16:45
・「R」を使ってモーションデータの解析と可視化
・まとめと振り返り
【背景と意義】
浜松聖星高等学校は、2024年から文部科学省より「DXハイスクール」に選定され、デジタル技術を活用した教育改革に取り組んでいます。2024年8月に金沢工業大学が開催した「DXハイスクール応援プログラム」に同校の情報科教員が参加したことを契機に、今回の連携が実現しました。
同校では、生徒一人一台の端末や電子黒板、ハイスペックPC、ロボティクス機器などを導入し、STEAM教育を推進。女子生徒が約7割を占める中、生成AIとロボティクスを組み合わせたアイデアコンテストやモデルロケット全国大会への出場など、性別を問わず実践的な学びを展開しています。
▼本件に関する問い合わせ先
金沢工業大学 広報課
住所:石川県野々市市扇が丘7-1
TEL:076-246-4784
FAX:076-248-7318
メール:koho@kanazawa-it.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター
https://www.u-presscenter.jp/