食の感動体験を提供する株式会社トリドールホールディングス(東京都渋谷区、代表取締役社長 兼 CEO 粟田 貴也、以下、「トリドール HD」)は、「地方創生応援税制(企業版ふるさと納税)」を活用し、香川県の離島「広島(通称名:讃岐広島)」での小学校・中学校の再開と、瀬戸内海の島々を巡る「こども図書館船 ほんのもり号」運航に支援を行いました。
讃岐うどんの手づくり・できたての感動を広めたいという想いから丸亀製麺を創業したトリドールグループにとって、香川県丸亀市は特別な場所です。トリドールHDは、香川県丸亀市の離島の活性化支援を続けています。また「次世代育成」もトリドールグループが大事にする社会貢献活動テーマの1つです。
丸亀市立広島小学校・中学校外観
■丸亀市立広島小学校・中学校再開について
讃岐広島は、瀬戸内海に浮かぶ有人島の通称です。海と山の豊かな自然と、文化がある魅力的なこの讃岐広島には現在約150名の島民が暮らしていますが、その多くが65歳以上となっており、人口も年々と減り続けている状況でした。そこでトリドールHDでは社員が讃岐広島へ移住し、地域の皆さまと相談を重ねながら活性化支援に取り組んでいます。
2025年4月には、お子さまのいる世帯が讃岐広島に移住したことにより、約15(中学校は16年)ぶりに島内の小学校と中学校が再開することとなりました。トリドールHDは丸亀市に企業版ふるさと納税として4,500万円を寄付し、そのうち4,000万円がこの小学校・中学校開校のリノベーションに活用されました。また、うどんづくりの体験キット20セットをご購入いただき、香川の食文化である「うどん打ち」を体験いただけるよう、子どもたちに向けたうどん教室を行う予定です。
その他の寄付金は、讃岐広島にある登山参道の整備などにご活用いただきました。
■コメント
市立広島小学校 髙井真治校長先生
15年(中学校は16年)ぶりに学校が再開し、その重要なタイミングに広島小・中学校に赴任できたことを大変嬉しく思っています。
地域の方々も大変喜んでくださり、子どもたちや私たち職員にいつも笑顔で接してくださいます。地域の方々のお力添えをいただきながら、地域とともに歩む笑顔と活力にあふれる学校づくりを進めていきたいと考えています。
また、教育活動の中で、多くの体験学習の機会を取り入れていきたいと考えており、トリドールの方々にはぜひその点でもお力添えをいただきたいと思っています。様々な学習や活動を充実させ、子どもたちのこれから、未来へ続く「力」につなげていきたいと考えています。
■こども図書館船 ほんのもり号について
大小さまざまな島々が織りなす瀬戸内の穏やかな景観は「世界の宝石」と称されています。この瀬戸内海の島々を巡り、子どもたちの無限の好奇心を引き出す図書館船が「ほんのもり号」です。建築家・安藤忠雄氏による小型船の寄付を香川県が受け、約2千冊の本を積み込むことができるよう船を図書館にリフォーム。2025年の春から秋にかけて5年間の運航を予定しており、この運航費にトリドールHDの企業版ふるさと納税(500万円)をご活用いただきます。
・こども図書館船 ほんのもり号:
https://www.honnomori-gou.com/
また、代表取締役社長の粟田 貴也個人のふるさと納税は、粟田に所縁のある香川県の坂出市にある国宝・神谷神社の復興にご活用いただくことになっています。神谷神社は昭和30年に国宝として指定され、現在に至るまで香川県内でも数少ない貴重な国宝建造物であすが、2022年9月に落雷によって火災が発生。この修繕に向けたふるさと納税への寄付より、香川県から感謝状をいただきました。
トリドールグループはこれからも、地域や社会の皆様から信頼され、企業市民としての責任を果たすため、社会課題に向き合い、社会貢献活動を続けていきます。
トリドールホールディングスについて
「食の感動で、この星を満たせ。」をスローガンに掲げ、さまざまな業態の飲食チェーンを展開し、味覚だけでなく五感が揺さぶられる、本能が歓ぶほどの感動を探求し続けています。
今後も「食の感動体験」をどこまでも追求し、世界中で唯一無二の日本発グローバルフードカンパニーを目指して、予測不能な進化を遂げるため、国内のみならず海外での展開を積極的に推進してまいります。
https://www.toridoll.com/