BASF、イノベーションと共創を推進する5拠点目のクリエーションセンターをアジア太平洋地域に開設
- 材料の専門知識とコンサルテーションを結集し、製品の設計開発と共創をサポート
BASF(本社:ドイツ ルートヴィッヒスハーフェン)は2025年6月17日、5拠点目となるクリエーションセンター(韓国 安山市)をアジア太平洋地域に開設しました。このクリエーションセンターは、顧客が機能性ソリューション素材の可能性を体感し、最先端の設計ソリューションのアイデアを得て、共同開発を行うことができる協業スペースとして設計されています。また、製品の設計開発の初期段階において、材料用途の発見や理解を促す役割も担っています。同センターは、BASFが顧客とより緊密に連携することができる新たなプラットフォームを提供し、主要産業におけるイノベーションの加速に対するBASFのコミットメントを強化するものです。
韓国に開設したクリエーションセンターの様子
BASFパフォーマンスマテリアルズ事業本部アジア太平洋地域のシニア・バイスプレジデントであるアンディ・ポスルスウェイトは、次のように述べています。
「韓国にクリエーションセンターを開設することで、技術や設計に関する専門知識を結集して、素材選定から試作段階に至るまでの支援をします。これにより、世界をリードするソリューションプロバイダーとしての地位をさらに高めていきます。今回の投資は、アジアにおけるBASFの戦略的市場およびイノベーション拠点としての韓国に対する継続的なコミットメントを反映するものです。」
BASFのクリエーションセンターは、トレンド調査、デザイン思考、そして技術力を組み合わせることで、製品開発の初期段階における顧客支援を目的としたグローバルネットワークの一環です。ルートヴィッヒスハーフェンから、上海、横浜、ムンバイ、そして安山に展開する全てのクリエーションセンターは、現実的な課題に応える製品コンセプトの設計段階から、素材の価値を最大限に引き出すための協業環境を提供しています。韓国のクリエーションセンターでも、協業的なアプローチを継承し、モビリティ、消費財、ライフスタイル、エレクトロニクスといった産業分野に対して個別にカスタマイズしたサポートを提供することで、グローバルな専門知識を基盤にした地域密着型の戦略を強化していきます。
※この資料はBASFが2025年6月18日に韓国で発表した英語のプレスリリースをBASFジャパンが日本語に翻訳・編集したものです。
※このプレスリリースの内容および解釈については英語のオリジナルが優先されます。
■BASFパフォーマンスマテリアル事業本部について
BASFのパフォーマンスマテリアルズ事業本部は、持続可能性と競争力を両立させながら、プラスチック業界の変革をリードしています。BASF製品の幅広い材料技術と製品ポートフォリオ、そして業界への深い理解により、お客様にとって理想的なワンストップ・ソリューションを提供します。材料分野の専任チームと強力な研究開発力を活かし、世界中のお客様に最先端の技術と専門知識を提供しています。グローバルなネットワークを活かし、イノベーションを推進するとともに、地域ごとのニーズに応じた最適なソリューションを提供することで、競争力を高めています。私たちは、自動車、消費財、インダストリアルアプリケーション、建築・建設などの分野において、性能と効率の向上に貢献し続けています。2024年、パフォーマンスマテリアルズ部門は世界売上高68億ユーロを達成しました。詳しい情報は
https://www.performance-materials.basf.com/ をご覧ください。
■BASFについて
BASF(ビーエーエスエフ)は、ドイツ ルートヴィッヒスハーフェンに本社を置く総合化学会社です。私たちは、持続可能な将来のために化学でいい関係をつくることを企業目的とし、経済的な成功とともに環境保護と社会的責任を追及しています。また、お客様のグリーントランスフォーメーションを可能にする、選ばれる化学会社になるという意欲的な目標を掲げています。全世界で約112,000人の社員を有し、世界中のほぼすべての産業に関わるお客様に貢献しています。ポートフォリオは、コア事業の事業セグメント(ケミカル、マテリアル、インダストリアル・ソリューション、ニュートリション&ケア)、スタンドアローン事業の事業セグメント(サーフェステクノロジー、アグロソリューション)から成ります。2024年のBASFの売上高は653億ユーロでした。BASF株式はフランクフルト証券取引所(BAS)に上場しているほか、米国預託証券(BASFY)として取引されています。BASFの詳しい情報は
https://www.basf.com/global/en.html をご覧ください。