学校法人明治大学(以下、明治大学)は、住友電工情報システム株式会社が提供する楽々WorkflowII(らくらくワークフローツー)を導入しました。膨大な資料を添付して回付していた起案業務を大幅に効率化。また、人事システムとの連携によるマスター管理の省力化、文書管理システムとの連携による文書保存の自動化を実現。さらに、会計システムとの連携により、経理業務のデジタル化を推進し、改正電子帳簿保存法への対応を強化しつつ、経理業務の大幅な負担軽減を図りました。
明治大学はこれまでに約1,500種類の紙の申請書が存在。特に起案書は複雑な承認経路を持ち、多くの添付資料と共に回付されるため、大きな業務負担と紙の消費が課題となっていました。
そこで、この課題を解決するためにワークフローシステムの導入を決定。製品選定にあたり、幅広いシステムとの連携が容易であること、特にWebAPIを活用したシステム連携の可能性を重視しました。結果、候補の中で最も多くのWebAPIリストを提示した楽々WorkflowIIが、起案書のペーパーレス化を起点に学内全体にデジタル化の効果を広げられる最適な製品として選ばれました。
楽々WorkflowIIの導入により、起案書のペーパーレス化が進み、承認業務が大幅に効率化。承認経路の管理や関連資料の確認も容易になり、業務の負担が軽減され、今では約90部署、約5,000人が楽々WorkflowIIを利用しています。また、人事システムとの自動連携により、楽々WorkflowIIのマスターメンテナンスの手間も省略されました。さらに、文書管理システムおよび会計システムとの連携により、経理業務のデジタル化も進み、改正電子帳簿保存法への対応も強化されています。この導入に関しては、利用者からも好評を得ており、起案書業務に関わる職員約100名を対象に実施したアンケートによると、全体の約80%が「起案業務をシステム化して良かった」と回答しています。
明治大学は今後、楽々WorkflowIIの利用範囲をさらに拡大し、各部門が自ら紙の申請書をペーパーレス化する市民開発*1を推進していく方針です。各部門が主体的にシステムを利用することにより、さらなるペーパーレス化を進め、業務のデジタル化を加速させる狙いがあります。業務のデジタル化基盤の確立が進む中、明治大学の今後の展開に期待が寄せられています。
詳細内容は下記の導入事例ページよりご確認いただけます。
学校法人明治大学導入事例
https://www.sei-info.co.jp/workflow/cases/meiji-u/?argument=EkZKmXCQ&dmai=WF_250805_D
明治大学様のソリューションの特徴的な部分をご紹介しています。こちらもどうぞご覧ください。
学校法人向け特設サイト
https://www.sei-info.co.jp/column/solutions-for-schools/?argument=EkZKmXCQ&dmai=WF_250805_D
*1:市民開発はIT部門の専門家ではない、業務部門の担当者がローコード・ノーコードツールを用いて、自ら業務アプリケーションを開発・改善する取り組みのことです。
■学校法人明治大学について
学校法人明治大学は、建学の精神「権利自由、独立自治」を掲げ、1881年に創立。10学部28学科、16研究科を設け、学生数3万人以上、専任教員1,000人以上を擁する。2021年には、2031年の創立150周年に向けたビジョン「MEIJI VISION 150-前へ-」を公表し、中核プロジェクトとして駿河台キャンパス総合施設整備計画「SURUGADAI 6.0」を推進している。
Webサイト
https://www.meiji.ac.jp/
■楽々WorkflowIIについて
電子承認・電子決裁システム「楽々WorkflowII」は、企業内での申請・承認・決裁のワークフローを電子化し、業務効率化を実現するパッケージソフトです。短期間で利用を開始したいお客様からERPなどの基幹システムと連携させ、本格的ワークフローを実現したいお客様まで幅広く利用できる柔軟性の高いシステムとして、2005年の発売以来、多くのお客様に導入され、高い評価をいただいております。
また、紙で受領する取引関係書類の保存を対象としたJIIMA認証「電帳法スキャナ保存ソフト法的要件認証(認証番号:011200-00)」と、電子取引のJIIMA認証「電子取引ソフト法的要件認証(認証番号:604000-00)」を取得しています。そのため、注文書、領収書、請求書などの各種取引情報が紙と電子データどちらでも、電子帳簿保存法(電帳法)に対応して保存できます。
さらに、「楽々WorkflowII」のクラウドサービス「楽々WorkflowII Cloud」も提供しており、初期投資やインストール・メンテナンス作業が不要で、月額利用料のみですぐに利用できます。
■楽々WorkflowIIの主な特長
1.簡単・スピーディな立ち上げ
Excelシートを使った申請フォーム生成、わかりやすいGUIでの申請フォーム編集、経路設定機能などにより、稟議書、起案、旅費精算・経費精算など本格的な申請画面を誰でも簡単に作成することが可能です。短期間で電子申請システムの業務開始を実現します。
2.大規模・本格的な運用に強い
豊富な経路設定機能により日本の商習慣に合った柔軟なワークフローを実現します。人事異動や業務・組織の変化にも簡単に対応でき、豊富なAPIと固有ロジック追加機能、高い性能と信頼性により、既存システムと連携した大規模かつ本格的なワークフローが構築可能です。
3.グローバルな多国語対応、スマートフォン、タブレットのモバイル対応でどこでも誰でも利用可能
日本語だけでなく、英語、中国語、タイ語、スペイン語、韓国語、フランス語など多国語に対応しています。各種スマートフォン、タブレットにも対応し、グローバルでの利用が可能です。
楽々WorkflowIIのWebサイト
https://www.sei-info.co.jp/workflow/?argument=EkZKmXCQ&dmai=WF_250805_D
楽々WorkflowII CloudのWebサイト
https://www.sei-info.co.jp/workflow/workflow-cloud/?argument=EkZKmXCQ&dmai=WF_250805_D
■無料ウェビナー(オンライン)のご案内
「どのような特長があるか」「評価をいただいているポイントはなにか」をウェビナーを通して理解を深めていただきたく、テーマ別のウェビナーを複数ご用意しています。
【ウェビナーのテーマ例】
・承認業務のペーパーレス化で業務改革
さらに、汎用ワークフローシステムだからこその使いやすさ
・柔軟な経路設定は、楽々WorkflowIIの真骨頂!
複雑なワークフローを難なく設定できる豊富な機能をご紹介
・IT人材不足からの脱却のカギは「市民開発」。
ワークフロー構築・運用をユーザ部門で
・Notes移行を変革のチャンスに。
ノーコード・ローコード開発ツールで継続的な業務改善を
・ペーパーレスのみにあらず。
本格的ワークフロー専用システムの本領は「ガバナンス」
お申し込みはこちら
https://www.sei-info.co.jp/workflow/event/webinar-wf/?argument=EkZKmXCQ&dmai=WF_250805_D
■ワークフローとは?
詳細は、「ワークフローとは?」Webサイトをご参照ください。
https://www.sei-info.co.jp/workflow/column/workflow/?argument=EkZKmXCQ&dmai=WF_250805_D
■楽々Framework発売25周年&楽々WorkflowII発売20周年の記念特設サイト
https://www.sei-info.co.jp/special/fw25th-wf20th/?argument=EkZKmXCQ&dmai=WF_250805_D
■登録商標について
・楽々Workflowは、住友電気工業株式会社の登録商標です。
・Notesは、HCL Technologies Ltd.の登録商標です。
・JIIMAは、公益社団法人日本文書情報マネジメント協会の商標または登録商標です。
・Excelは米国Microsoft Corporationの米国及びその他の国における商標または登録商標です。
・その他、記載されている会社名・製品名等は、各社の商標または登録商標です。