~ワークサポートセンターを移転し、働きやすさと安全性を高めた職場環境を実現~
古河電工グループの古河AS株式会社(本社:滋賀県犬上郡甲良町尼子1000番、代表取締役社長:坂本健太郎)は本社敷地内に新棟(D館)を建設し、障がい者の就労環境の整備・充実を図るためワークサポートセンターを移転しました。
■背景
古河電工グループは、社会的責務を果たすだけでなく、企業成長の基盤として多様な人材や組織の可能性を追求するダイバーシティ&インクルージョンの観点から、障がい者の方に働いていただける環境の拡大を目指し、積極的な取組みを進めています。当社も、障がいの有無によらず従業員が安心して働ける職場環境を整備し、雇用の促進と安定を図ることで、社会的責務を果たしつつ、組織の活性化と持続可能な成長を目指しています。
「ワークサポートセンター」では、社内業務のうち特定のスキルが生かせる作業を集約することで、各部署をサポートし、業務の円滑な遂行に貢献する役割を担っています。これまで、同センターは本社から約3km離れた豊郷工場内に設置されていましたが、最寄り駅からのアクセスの不便さや工場の老朽化による安全面の課題がありました。
■内容
当社は6月に本社敷地内に2階建ての新棟(D館)を建設し、その一部を活用して6月24日にワークサポートセンターを移転しました。
D館の新設に際しては、従業員の健康・安全・安心はもちろんのこと、社外の方が当社を再訪したい・誰かに紹介したいと感じていただけることを念頭に置き、スロープを不要としたフラットなフロアにしたほか、すべての扉を自動ドアにしました。また、場所が変わることで、障害を持つ従業員の業務に支障が出る可能性を踏まえ、専門の部署が工程を設計しました。
当社は今後も、労働環境の充実が会社の持続的成長ならびに社会貢献につながるという考えのもと、障がいを含む様々な背景を持つ従業員の考え方や価値観の多様性を尊重し、またそれぞれの強みを活かし、新たな可能性を共創する職場環境の整備に取り組みます。
ワークサポートセンター内
ワークサポートセンターでの作業の様子
古河AS株式会社概要
設立:1950年11月
代表者:代表取締役 坂本 健太郎
本社所在地:滋賀県犬上郡甲良町尼子1000
主要製品:ワイヤハーネス、関連電装部品、車載用機能製品
■古河電工グループのSDGsへの取り組み
当社グループは、国連で採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」を念頭に置き、2030年をターゲットとした「古河電工グループ ビジョン2030」を策定して、「地球環境を守り、安全・安心・快適な生活を実現するため、情報/エネルギー/モビリティが融合した社会基盤を創る。」に向けた取り組みを進めています。ビジョン2030の達成に向けて、中長期的な企業価値向上を目指すESG経営をOpen,Agile,Innovativeに推進し、SDGsの達成に貢献します。
古河電工グループのSDGsへの取り組み
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