BASF、シュヴァルツハイデの正極材長期供給契約を更新
BASF(本社:ドイツ・ルートヴィッヒスハーフェン)は、寧徳時代新能源科技股份有限公司(Contemporary Amperex Technology Co., Limited、本社:中国、以下CATL)との最近発表したグローバル枠組み契約に加え、ドイツ・シュヴァルツハイデにある自社の正極材(CAM)製造工場からの供給についても、第三者との既存の長期供給契約を更新しました。
BASF バッテリーマテリアルズ事業本部 プレジデントであるダニエル・シェーンフェルダーは、次のように述べています。
「シュヴァルツハイデのCAM工場に関する既存の供給契約を延長できたことをうれしく思います。これは、当社の革新的な製品と高品質な製造プロセスに対するお客様の信頼を示すものです。欧州におけるCAM事業の顧客体制が強化されたことで、今後に向けて良いポジションにあると感じています。」
BASFのシュヴァルツハイデにある最先端のバッテリー材料製造工場は、ドイツで唯一の高性能正極材の製造施設であり、欧州でも唯一の完全自動化された大規模CAM製造施設です。
BASFのシュヴァルツハイデにある最先端のバッテリー材料製造工場。ドイツで唯一の高性能正極材(CAM)の製造施設であり、欧州で唯一の完全自動化された大規模CAM製造施設。
※この資料はBASF本社(ドイツ)が2025年9月1日に発表した英語のプレスリリースをBASFジャパンが日本語に翻訳・編集したものです。
※このプレスリリースの内容および解釈については英語のオリジナルが優先されます。
■BASF バッテリーマテリアルズ事業本部について
BASFのバッテリーマテリアルズ事業本部は、リチウムイオン電池向けの先進的な正極材(CAM)において、グローバルリーダーです。世界有数のセルメーカーやOEMプラットフォームに対し、それぞれのニーズに応じた高性能なソリューションを提供しています。当社のポートフォリオには、ベースメタルの調達・管理に加え、多様なバッテリーリサイクルソリューションも含まれています。業界をリードする研究開発基盤とイノベーションへの情熱を活かし、BASFはお客様の成功を支える独自のソリューションを開発し、電動化社会への移行を後押ししています。世界各地に展開する生産拠点および研究開発拠点により、高品質な材料の安定供給と、地域に根ざしたサポート体制を確保しています。これにより、グローバルなお客様に対して、より的確かつ迅速なサービスを提供しています。
詳細は、
https://www.battery-materials.basf.com をご覧ください。
■BASFについて
BASF(ビーエーエスエフ)は、ドイツ ルートヴィッヒスハーフェンに本社を置く総合化学会社です。私たちは、持続可能な将来のために化学でいい関係をつくることを企業目的とし、経済的な成功とともに環境保護と社会的責任を追及しています。また、お客様のグリーントランスフォーメーションを可能にする、選ばれる化学会社になるという意欲的な目標を掲げています。全世界で約112,000人の社員を有し、世界中のほぼすべての産業に関わるお客様に貢献しています。ポートフォリオは、コア事業の事業セグメント(ケミカル、マテリアル、インダストリアル・ソリューション、ニュートリション&ケア)、スタンドアローン事業の事業セグメント(サーフェステクノロジー、アグロソリューション)から成ります。2024年のBASFの売上高は653億ユーロでした。BASF株式はフランクフルト証券取引所(BAS)に上場しているほか、米国預託証券(BASFY)として取引されています。BASFの詳しい情報は
https://www.basf.com/global/en.html をご覧ください。