和菓子の「とらや 赤坂店」(東京都港区赤坂4-9-22)の地下1階に位置する「虎屋 赤坂ギャラリー」にて、2025年11月1日(土)~2026年2月15日(日)の期間、虎屋のトリビアをテーマにした展示を開催いたします。
本展示では、江戸時代(1603~1867)を中心に、虎屋にまつわるさまざまな「トリビア」を約40点集めました。つい誰かに話したくなる虎屋のあれこれを、ぜひ会場でお楽しみください。
■展示の見どころ■
創業から東京出店までのトリビアを年代順にご紹介
京都で創業した室町時代後期から、京都の店はそのままに東京店を開設した明治2年(1869)までの虎屋のあゆみをたどります。
〈例〉あの天才芸術家もお得意様だった!
国宝「八橋蒔絵螺鈿硯箱」ほか、数々の名品を生みだしたことで知られる尾形光琳(1658~1716)。
虎屋には光琳からの注文記録が残っており、お納めした『色木の実』(下画像)など10種類の菓子を、再現模型やスライドショーでご紹介します。
<より詳しく知りたい方は?>
それぞれのトリビアには、適宜QRコードを設置しています。
史料についてもっと深く知りたい! 明治時代以降虎屋はどうなったの? といったさらに詳細な情報は、スマートフォンなどからご覧いただけるようにしました。
ギャラリーを出る頃には、「虎屋通」になっているかも!?
虎屋の歴史を物語る史料が登場
会場中央では、現在の就業規則に相当する、文化2年(1805)の「掟書」(下画像)、お客様へ菓子をお届けするのに使用した、伝元禄11年(1698)の竹虎青貝井籠(トップ画像)など、トリビアにまつわる史料を月替わりで展示します。
*展示スケジュール(いずれも複製品)
11月1日~12月1日:「掟書(おきてがき)」
12月2日~12月24日:「店員役割書(てんいんやくわりがき)」
12月25日~2026年1月19日:竹虎青貝井籠(たけとらあおがいせいろう)
1月20日~2月15日:「院御所様行幸之御菓子通(いんのごしょさまぎょうこうのおかしかよい)」
会場で来場者アンケートにご協力いただいた方には、オリジナル壁紙画像をプレゼントいたし
ます。
■基本情報■
展示タイトル:虎屋 赤坂ギャラリー秋冬展「とらやトリビア ~江戸時代編~」
展示期間:2025年11月1日(土)~2026年2月15日(日)※入場無料
展示期間中の休館日:11月6日(木)、1月6日(火)、2月6日(金)*赤坂店休業日に準じる
時 間:9:30~18:00
*年末年始は変更となる場合があります。最新情報はとらや公式HPをご確認ください。
場 所:虎屋 赤坂ギャラリー(東京都港区赤坂4-9-22 とらや 赤坂店 地下1階)
地下鉄赤坂見附駅A出口より徒歩約7分
電 話:03-3408-2402(担当部署/虎屋文庫)

※画像ご利用希望の際は、問い合わせ先へ事前にご一報くださいませ。