テンプル大学ジャパンキャンパス、2025年に教員数を拡大 学生数の増加と学術的成長に対応



テンプル大学ジャパンキャンパス(東京都世田谷区/学長:マシュー・ウィルソン、以下TUJ)は、学部課程の学生数の着実な増加と、提供する様々な学問分野への関心の高まりを受け、2025年にフルタイムの教員を大幅に増員しています。今秋学期を中心に、20名以上のフルタイムの教員を新たに採用し、新しいプログラムの充実や既存プログラムの強化を進めています。TUJは、学術的な卓越性の向上に向けた取り組みを継続しています。




2025年1月に伏見稲荷大社の近くに開設された京都の新拠点、TUJ京都では、今秋学期の学生数が開設時の3倍に達しました。全体の学生数が増加を続ける中、TUJは東京と京都において、質の高い教育とサポートを提供するために、教員の増員を積極的に進めています。

今秋学期より、TUJでは初となる「オナーズ・プログラム(Honors Program/優秀学生プログラム)」がスタートしました。あわせて、複数の新しい副専攻学科の設置や、神経科学の専門科目を含む心理学科分野のカリキュラム拡充も行われています。これらの取り組みは、近年設置・導入された新たな専攻学科や修了証書プログラムなど、学生の関心を集めている教育分野の拡充を目的としています。

学術的専門性とコミュニティへの貢献
今回の教員採用は、教務担当副学長の田岡泰子、リベラルアーツ部門学科長の久保和世、メディア・アート部門学科長のケビン・ジョーンズ、そしてビジネス・テクノロジー部門学科長のハーディ・カーヒーの主導で行われました。採用にあたっては、学術的専門性に加え、教育力の高さも重視されました。

国際関係学科、心理学科、政治学科などのリベラルアーツ部門を統括する久保学科長は、今回の教員採用の目的として、すでに充実している教員陣に、神経科学および認知心理学の専門家を加えることを挙げました。この方針に基づき、今秋学期には心理学専攻を補完する新たな副専攻学科「認知神経科学(cognitive neuroscience)」が導入され、学生の学びを更に深める機会を提供しています。

久保学科長は、「新任教員の皆さんをお迎えできることを大変嬉しく思います。彼らは、非常に競争の激しい国際的な採用プロセスを経て、TUJキャンパスおよび米国本校の委員による選考を通過しました。彼らの貢献が、TUJでの学生の学びをより豊かにしてくれると確信しています」と述べました。

また、メディア・アート部門学科長のケビン・ジョーンズは、教員採用における優先事項として次の3点を挙げました。第一に、既存のコミュニケーション学科を補完する専門知識のある人材であること。第二に、インクルーシブで協働的な教育を通じて学生と積極的に関われる教員であること。第三に、大学全体のコミュニティへの貢献に意欲的な人材であることです。選考委員会では、優れた経歴だけでなく、創造性、協調性、そして教育への情熱を備えた候補者が求められました。

学生ニーズへの対応
TUJでは、コンピューターサイエンス専攻の学生増加に対応するため、数学分野の教員採用も拡大しています。同専攻は、2024年秋学期から、日本国内のみで全課程を修了できるようになり、この制度改定を受けて専攻する学生が大幅に増加しました。

このプログラムでは、グローバルなビジネスにおけるコンピューターサイエンスの重要性を踏まえ、アルゴリズム、ソフトウェア工学、コンピューターアーキテクチャ、プログラミング言語、データ構造、オペレーティングシステム、ネットワーク、人工知能、画像処理など、幅広い分野にわたる総合的な教育を提供しています。

各学科の新任教員の紹介
TUJ京都では、近代主義、演劇、世界文学、比較文学、文化史を専門とするケビン・リョーダンが着任しました。リョーダンは、ニューヨークでの教育経験を基盤に、ニューヨーク大学アブダビ校、米国イェール大学とシンガポール国立大学(NUS)が共同で設立したリベラルアーツ大学の「Yale-NUS College」をはじめとする国際的高等教育機関での豊富な教育経験を有しています。

また、同じくTUJ京都のリベラルアーツ部門には、米国で長年にわたり優れた学術的キャリアを築いてきたマリ・ナガセが教授として着任しました。

メディア・アート部門には、アジアを中心とした研究を行うフィリーぺ・ショーボーとベッキー・ファムが加わりました。両名の専門分野は、国際色豊かなTUJの学生にとって、非常に関心の高い分野です。

ビジネス・テクノロジー部門には、東京大学や米国ノースウェスタン大学など、国内外の著名な教育・研究機関での実績を持つジョン・フォンセカとドアンジャン・カラバシュが着任しました。

2025年 新任フルタイム教員一覧(敬称略)
ヘバ・アバーディー(レクチャラー/国際ビジネス学科、TUJ京都)
ロール・ブディエ(レクチャラー/Bridge Program、経済学科)
フィリーぺ・デ・ビルモー・ショーボー(准教授/コミュニケーション学科)
ミラド・デルファン・アザリ(准教授/数学、TUJ京都)
ジョン・ガリ・ダ・フォンセカ(上級准教授/コンピューターサイエンス学科)
ショーン・ハケット(上級准教授/国際ビジネス学科)
ジェームズ・ハウズ IV(レクチャラー/コンピューターサイエンス学科)
ドアンジャン・カラバシュ(准教授/数学、TUJ京都)
ケント・キンザー(レクチャラー/教養学科、知的遺産研究〈Intellectual Heritage〉)
小島 セドリック(レクチャラー/アート学科・コミュニケーション学科、TUJ京都)
ヨハネス・ミデケ(准教授/数学)
ローリー・モリモト(准教授/アジア研究学科、TUJ京都)
マリ・ナガセ(教授/日本語学科、TUJ京都)
西澤 栄里子(レクチャラー/日本語学科)
ベッキー・ファム(准教授/コミュニケーション学科)
ジュリー・レイモンド(准教授/心理学科)
ケビン・リョーダン(准教授/知的遺産研究〈Intellectual Heritage〉、TUJ京都)
デビッド・サターホワイト(レクチャラー/アジア研究学科、TUJ京都)
ヨルダンチョ・セクロフスキ(レクチャラー/哲学)
アグスティン・スピネット(レクチャラー/コミュニケーション学科)
橘 仁菜 (レクチャラー/初年次ライティングプログラム)
武田 壮太(レクチャラー/日本語学科)
豊崎 智(教授/日本語学科)
トーマス・ユフィック(教授/心理学科、TUJ京都)
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●テンプル大学ジャパンキャンパス サイト内記事:
・テンプル大学ジャパンキャンパス、2025年に教員数を拡大 学生数の増加と学術的成長に対応
https://jp-news.tuj.ac.jp/2025/10/23/tuj-expands-faculty-in-2025/
・Temple University Japan Expands Faculty in 2025 to Meet Rising Enrollment and Academic Growth
https://en-news.tuj.ac.jp/2025/10/23/tuj-expands-faculty-in-2025/

●最近の出来事・ニュース:
・TUJ学長、外国特派員協会のパネルで未来のジャーナリスト育成について意見交換
https://jp-news.tuj.ac.jp/2025/10/08/temple-university-leader-shares-insights/
・テンプル大学ジャパンキャンパス過去最高の学生数を更新。学位取得を目指す学生が3,500名を突破、43年の歴史で最多に
https://jp-news.tuj.ac.jp/2025/10/06/tuj-shatters-previous-all-time-student-enrollment-highs/
・テンプル大学パロディーTシャツでTUJ学生と地域がつながる 文化交流の新しい架け橋
https://jp-news.tuj.ac.jp/2025/08/27/tempura-uni-t-shirts-connect-students-and-community/




▼本件に関する問い合わせ先
広報・マーケティングサポート部
住所:東京都世田谷区太子堂1-14-29
TEL:03-5441-9801
メール:tujpr@tuj.temple.edu


【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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この企業の情報

組織名
テンプル大学ジャパンキャンパス
ホームページ
https://www.tuj.ac.jp/jp/
代表者
マシュー J・ウィルソン
上場
非上場
所在地
〒154-0004 東京都世田谷区太子堂1-14-29

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