【京都橘大学】2026年4月開設 デジタルメディア学部デジタルメディア学科教員に「音の力を探究する」音響心理学者・小松 正史氏が就任



京都橘大学(京都市山科区、学長:岡田知弘)では、多様なメディア技術を駆使して、日本のメディアコンテンツ産業を支え、社会に新たな価値を生み出す人材を育成するため、2026年4月にデジタルメディア学部デジタルメディア学科を開設します。このたび、新たにデジタルメディア学科の教員として、2026年4月1日付で、小松 正史氏【学位:博士(工学)、専門:音響心理学、現職:京都精華大学メディア表現学部メディア表現学科教授】が着任します。




 小松氏は学生時代、農学部に在籍し景観工学を研究する中でサウンドスケープ(音風景)※1の概念に出会い、道路交通騒音の不快感低減をテーマに学位(博士:工学)を修得されています。音響心理学を専門にしながら「音環境デザイン」を主題に研究を続けられ、現在は京都精華大学メディア表現学部で、音の教育・調査・デザインに取り組まれています。
 これまで、京都タワーや京都国際マンガミュージアム、京都丹後鉄道、耳原総合病院、ポーラ美術館など国内200カ所以上の公共空間にて音環境デザイン※2を手掛け、音の力で身近な生活空間をより快適で豊かにすることを追求しています。
 小松氏は本学着任後の活動ビジョンとして、「音」を共通言語にあらゆる学問を繋ぐハブになることを掲げ、文理や芸術の垣根を超え、多様な学問分野を横断的につなぎ、新たな価値の共創を目指します。
 本学のデジタルメディア学科は、メディアコンテンツを形にするための「クリエイション」と、作品を動かし、支え、届けるための技術的な仕組みを構築する「エンジニアリング」の双方を学び、創造力と技術力の両方を修得できるカリキュラムを特徴としています。本学科には、業界の第一線でゲーム開発に携わった技術者やCGクリエイター、ヒューマンセンシングの研究者など、様々な専門性を持つ教員陣が集う予定です。
※1.音を取り巻く環境全体を「音の風景」として捉える概念
※2.空間のあらゆる音を意図的に設計し、人の心理的・身体的快適性や空間の機能性を向上させること

<小松 正史(こまつ・まさふみ)氏 プロフィール>
博士(工学)。1971年、京都府宮津市生まれ。
2002年:大阪大学大学院工学研究科環境工学専攻博士後期課程修了
2019年:京都精華大学メディア表現学部メディア表現学科教授
2026年:京都橘大学デジタルメディア学部デジタルメディア学科教授
●専門
 音響心理学、サウンドスケープ論、作曲
●本学着任日
 2026年4月1日
●所属/職位
 京都橘大学デジタルメディア学部デジタルメディア学科/教授
●研究概要
 身の回りの「音」がいかに人の心や社会に影響を与えているかを、サウンドスケープ(音風景)や音響心理学の観点から研究している。京都タワーや鉄道、病院といった公共空間の音をデザインするなど、身近な生活空間をより快適で豊かにする音環境デザインの社会実装を手掛けるほか、聴覚・身体感覚を研ぎ澄ませる独自の「音育(おといく)」ワークショップも実践。著書にロングセラー『耳トレ!』シリーズ(ヤマハミュージックメディア)など多数。



▼本件に関する問い合わせ先
京都橘大学 企画部 広報課
住所:〒607-8175 京都市山科区大宅山田町34
TEL:075-574-4112
FAX:075-574-4151
メール:pub@tachibana-u.ac.jp


【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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組織名
京都橘大学
ホームページ
https://www.tachibana-u.ac.jp/
代表者
岡田 知弘
上場
非上場
所在地
〒607-8153 京都府京都市山科区大宅山田町34 

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